クラシックだけを週7回やっても効率は悪い

こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です

バレエを頑張っていて
トレーニングにまで来る子は
当然、それなりに高い目標があって
プロだったり留学だったりを
目指す子も少なくありません

将来はバレエ団に入りたいという子も
私のクライアントには
現在の練習内容に
妙な共通点があるのです

それが、
クラシックの練習しかしてない
です

ローザンヌだって
コンテンポラリーありますし
クラシックだけの公演をする
バレエ団なんて
もうほぼありません

にもかかわらず
クラシックしかやってないのは
努力の方向性が
ズレていると思いませんか?

もう1つの問題が
トレーニングに来てくれるクライアントで
そういう子の動きをみると
出来る動きの幅が
非常に狭いのです

単に背中を丸めることだったり
真っ直ぐ歩くことも
出来てなかったりします

あらゆる動きを
振り付けでやらさせれる可能性があるのに
その幅の狭さはかなり痛いのです

さらに言えば、
コンクールで課題になることが
分かっていながら
コンクール前だけ振り付け練習して
何とかしようというのは
さすがにコンクールを舐めすぎです

審査員にはバレますよ

動きの幅が広がって
踊りの違いを感じることで
ジャンルの違いの動きを理解して
両方とも上達することが出来るのですから
もったないですよね

別にコンテンポラリーでなくても
ジャズでもヒップホップでも
とにかく他のジャンルを
やってみることです

これはオススメというか
上手くなりたいなら、
特にプロを目指す子らは
必須です

動きの幅を広げましょう
求められるのは
何でも出来る人です

  • PICKUP!
    動画講座を開講しました!

    大人のバレリーナの悩みを解決する動画講座が始まりました。
    是非ご覧ください。

  • 無料動画を配信中

    先日開催された「解剖学を生かす極意と鍛錬」の動画が配信されています。
    なんと無料!! 是非どうぞ 。

  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。