トゥシューズのあるべきと、ビジネスのギャップ

こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です。

皆さんはポアントを何歳で履きましたか?

日本では
私のクライアントで
ジュニアの子たちを見ていると
平均8歳くらいから履いている印象です

まぁ、あんまりそれで
早く履いたからと言って
上手くなっているような印象は
まるでありませんが
日本ではこれが現状のようです

なぜ、早いポアントが問題かといえば
足の骨が固まっていないからです

子供の足でさえポアントで踊れば
つま先には100キロ、200キロの重さがかかるので
軟骨が混じる子供の足に
悪い影響がありそうなのは
想像に難くないと思います

一般的には12歳から
と言われてます
ワガノワバレエ学校ですらそのくらいの年齢です

残念なのは、そのような情報が
あまり広まっているとは言えず
バレエ教室としての
ビジネス面を考えると
早い段階でトゥシューズを履かせた方が
生徒が集まりやすいということもあってしまうのです

お母さんたちの間には
ネットワークがあるので
お友達の行っているAの教室はもう履いているのに
私のBの教室はまだ履かせてくれない

じゃあ、教室変えようかしら?とか

中学、高校辺りでバレエを離れる子達も
かなり多いので、8歳には履かせておかないと
もう履くチャンスがないとか
いや、無くていいのですけどね
本当は

ポアントは早く履けば良いというわけではないですよ
あの靴はしっかりした訓練なしに履くには
なかなかの負担を強いります

ポアントは本当に
今履くべきなのか
考えてから履き始めたいですね

外反母趾になった後では遅いですよ

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  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。