こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。
前回のつながりで、ジャンプに関する記事です。
前に突っ込んでしまって上体を起こせない
グランジェッテやソディシャで「前に突っ込んでしまって上体を起こせない」という相談をたまに受けます。
上体を起こすために何かトレーニングありますか？
なんて聞かれますが、上体が起きないのは筋肉が弱いとかそういう問題よりかは、「ジャンプが上に飛べてない」というテクニックの問題が大きい印象があります。
グランワルツなどで大きく飛ぶ場合、大抵はグリッサードなどで勢いがついてますよね。
そこからソディシャを飛ぶのに1番大きく飛ぶためには、45度くらいの角度で飛べれば（厳密な角度は忘れました）良いのですが、もう既に横方向に勢いがあるのでそのまま45度の横方向に飛んだら上体は突っ込むに決まっているのです。
なので、イメージとしての飛ぶ方向はもっと上に欲しいのです。
ジャンプのイメージを変える
図のように、物理的には「上方向の勢い」と「横方向の勢い」が同時にあって45度になるのです。
ジャンプのイメージがそのまま45度だと、実際はそれよりも浅い角度になってしまうので上体は突っ込みやすくなります。
この問題はトレーニングで解決するよりも、ジャンプのイメージを変えると意外と解決したりします。
前に突っ込んでしまうと悩んでいる方は「上に飛ぶことを練習」してはいかがでしょうか？
ワークショップのお知らせ
前回好評だったプリエのワークショップを7月21日（金）に行います。
場所は新宿スタジオで、
時間は19時から90分を予定しています。
定員は4名先着です。内容は6月のものと同一です。
料金は5000円です。
さらに、
7月30日（日）にターンアウトのワークショップを行います。
場所は同じく新宿スタジオで、時間は14時からの90分を予定しております。
こちらも定員は4名先着です。
料金は5000円です
お申し込みはメールよりどうぞ↓
https://www.personalballet.com/contact
