こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。
月に1回、大人バレエの為のお悩みバスターズというのをやっているのですが、今回はYAGPの金メダリストでマリンスキーバレエのプリンシパルでもあったジョセフ・フィリップス氏にゲストで来てもらいました。
彼の人生のお話からすごく大切な事を感じ取ることが出来ました。
前回のサロンのテーマが「ジャンプ」だったのでその質問などがあったんですが、
彼が考えるジャンプの強さなどは殿筋の強さでデッドリフトなどを良くエクササイズでやるそうです。使う重さは135キロということでした。
そんな感じでさぞ、プリンシパルになるために色々なエクササイズをしてきたのだろうと思いきや、左足首を怪我するまでエクササイズなんか全くやってこなかったそうです。
つまり、踊りだけやってプロになってアメリカ人ながらロシアでプリンシパルになってしまったという訳なんです。
なぜエクササイズをしなかったのかという質問には、「毎日7-8時間リハーサルで踊って、さらにエクササイズをする気持ちになれなかった」ということです。
ただ怪我をして、エクササイズをしてこなかったことを今は後悔していると彼は語ってくれました。もしきちんとエクササイズをして怪我をしていなかったら、まだ自分は大きなバレエ団で踊っていたことだろうとも言っていました。
このような話ってプロダンサーにはかなりあるあるで、多くのダンサーは怪我をしてからエクササイズの重要性に気が付くのです。これはプリンシパルになるような人でも例外ではないようです。
怪我をしたことのないダンサーは心のどこかで自分は怪我をしないと思っている節があるので、無理もないかもしれません。
とはいえ、多くの過去のダンサーたちが口をそろえて怪我をしない為のエクササイズの重要性を指摘しているという事実をこれからのダンサーには知っておいて欲しいと思います。
確かにジョセフのような才能があって良い先生に恵まれればプロにはなれるかもしれません。
でもその彼でさえ、自分がエクササイズをしてこなかったことでカンパニーで踊り続けるチャンスを逃したことを後悔したりしているのです。
結局、自分のダンサーとしての人生を後悔しない為に必要なのは踊る為の才能ではなく、「自分に出来る努力を全てやった」という誇りなのかもしれません。
プロの舞台を踏める実力を付けただけでは後悔しないダンス人生にはならないのかもしれません。
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