こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です
踊りが上手くなるために
レッスンを受ける
身体を強くするために
トレーニングをする
これらはとても良いことです
でも実は、
これだけでは足りないです
なぜでしょうか？
レッスンして、
ら
トレーニングまでして
何が足りないのか？
ケア？
それも大事ですね
コンディションを保つためには
必須と言えます
寝る？
寝不足も論外ですね
とても大事です
もっと大事な物があります
何でしょう？
当たり前すぎて
本当に軽視されています
正解は
食べることです
レッスンをしようが
トレーニングをしようが
身体を作るのは
常に栄養です
勘違いしている人が多いですが
レッスンやトレーニングは
筋肉を壊す作業です
それを栄養が
以前より強くしながら
直すのです
さて、
私の周りだけなのかわかりませんが
妙に昼食が食べられない
ダンサーが多くいて
カロリーベースでさえ
明らかに足りてない
ということが見られます
昼も食べてないのに・・・・
それなのに痩せないのはなぜか？
そこのカラクリを知らない故に
さらに無理なダイエットを
してしまう
そんな悪循環がよく見られます
そこで、誠に残念ながら
レッスン上での
指導の仕方の問題があります
さて、
バレエの先生にお願いです
今後、生徒に対して
無責任に「痩せなさい」
と言わないで頂きたいです
特に本番3週間前に
痩せなさい、とか
本当にやめて欲しいです
怪我のリスクが跳ね上がります
踊りの質も落ちます
しかし、
痩せろと言えないだけだと
問題が残ります
実際に
痩せた方が良いだろう
という時は
どうすればいいのか？
どうやって生徒を
痩せさせればいいのか？
という質問が
あると思います
私は痩せるの自体が悪いとは
思っていません
私が気に入らないのは
痩せるというゴールを
指示しておきながら
その達成の仕方を生徒に丸投げ
している所です
特に栄養とか生理学に
何の知識もない10代に
痩せろと言ってしまうと
何の根拠もない
ティーン雑誌に書いてある
謎のダイエット法に手を出したり、
食べなければいいでしょ？
みたいな極端なダイエットに
走ってしまうことが多くあります
先生自身にも
経験ありませんか？
無理なダイエットをして
体調を崩したこと、とか
もしくは周りにそういう子が
いませんでしたか？
そういう事例を知っていながら
生徒にただ「痩せろ」
と言うのは
あまりにナンセンスです
例えば、
大人バレリーナで
本職は栄養士です
みたいな人になら
痩せろの一言で
いいかもしれませんが
そうじゃない場合がほとんどです
とはいえ、今から先生が
栄養やら生理学を勉強するのは
あまりに大変ですし
意味があまりありません
バレエ教師の本分は
あくまでもバレエを教えることで
痩せさせることではないからです
なので、痩せさせたいという
生徒がいる場合
「もう少し身体を絞りたいから
この栄養士さんに連絡して」
などの指示を
出すべきかと考えます
ダイエットの指示の丸投げを
生徒ではなく
専門家にするわけです
もしこれで
生徒が栄養士に連絡せず
自分のやりたいように
ダイエットをしてしまったとしたら
それは生徒にも責任があるので
仕方ない部分が出てきます
少なくとも
生徒にただ「痩せろ」
というのとは
全然違ってきます
痩せ方を指示して
それを生徒が
守らなかったわけですから
ここまでくると
さらにこんな質問が
あるかもしれません
「栄養士の知り合いがいません」と
答えは１つです
探してください
自分に専門でない部分を
誰かに丸投げするのですから
あらかじめ
相談出来そうなところを
見つけておくのは
痩せろ、という以上は
教師の責任だと思います
むしろそんな探す努力も
自分で出来ないくせに
生徒には痩せるを強いるとか
不公平もいいところです
簡単に検索が出来る
便利な世の中です
まずは、栄養士、相談
あたりで検索してみては
いかがですか？
最後にもう一度、
筋肉を作るのは
常に栄養です
