こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です
バレエではエックス脚とも言われる
スウェイバックニー（反張膝）ですが、
バレエでは美しいとも言われるので
直す、というような発想は生まれにくい側面があります
脚を上げたりする時に使う分には
美しさが見えるだけで済みますが
支えとなる立ってる脚の方で
膝を押し込んだまま踊るのは
構造的な弱さがどうしても気になります
骨が一直線に並んでいない状態なので
支えとしてはどうしても弱いです
スウェイバックニーを持って生まれた人は
バレエにおける美しさと引き換えに
脆さ待ち合わせるので
その脚をコントロールする術を
学ぶ必要があります。
ここで厄介なのは
本人としては真っ直ぐに伸ばしている（つもり）だけなのに
自然と反っている状態になっているのです
見た目として真っ直ぐにすると
本人としては膝を曲げている感覚になることも多く
どの瞬間で膝を押し込んでいるのか
あまり認識していないので
修正もできないというジレンマが発生します
さらにいうと、それで怪我でもしないと
本気でなんとかしようとも思わなかったりします
「綺麗な脚ねー」とか言われてチヤホヤもされますし
ともあれ、自分がどの瞬間に膝が脆くなるのか
知らないと直しようがないので
皮膚感覚を利用して
それを認識させる方法を紹介します
キネシオテープってご存知ですか？
それを使います
まずスウェイバックニーの子に
真っ直ぐの膝作ってもらいます
この時は教師が手伝って
真っ直ぐな脚を作ります
この脚を
このように修正して（まだ完璧とはいえませんが）
その後に膝裏に
バッテンにしたキネシオテープを貼るだけです
これはキネシオテープではないですけど（汗）
このように張ればオーケーです
その状態で膝を押し込むと
テープが引っ張られる為、
どの瞬間に膝が押し込まれるのか
生徒はずっと感じることができます
かなり簡単に出来るので
スウェイバックニーでお悩みの方は
是非お試しください
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