こんにちは、横浜山下町で活動している
バレエトレーナーの猪野です
上手く踊りたいと思ったら
みなさんは練習すると思います
それは正解ですし
素晴らしいことです
では、みなさんは
練習するイコール上達するではないことは
ご存知ですか?
練習しなければ上手くなりません
しかし、練習にもリスクがあるのです
それは
練習することで
下手になるというリスクです。
意味がわからないですか
それでは、練習という言葉の定義を
考えてみます
練習というのは
今現在行っている運動や行動を
よりスムーズに
どんな時でも同じように
できるようにするものです
それは現時点の状態を
より洗練させることです。
では、その練習時のフォームなどが
間違っているまま練習したら
どうでしょうか?
そうなると、
より間違った方向に
あなたの体は洗練されることになります
つまり、悪い癖がつくのです。
これが練習におけるリスクです
練習がいかに正確かによって
あなたは上手くも下手にもなるのです
私達は子供の頃から
上手くなりたければ練習しろと
言われて育っています
それは良いのですが
練習の質そのものに
あまりに無頓着です
練習しても上達を感じ無い方は
残念ながら、
その練習は間違ってます
見なくてもわかります
上手くならない以上
その練習は確実に間違ってます
正しい練習なら
進歩は必ず感じるのです
さて、
今でも私の先生が
教えてくれた言葉のなかで
はっきりと
心に残っているものがあります
それを紹介して今回は終わります
「練習が完璧な舞台を作ると思ってないか?」
「それは大きな間違いだ」
「完璧な練習こそが完璧な舞台を作るのだ!」