こんにちは、横浜山下町で活動している
バレエトレーナーの猪野です
今日は重心の移動についての質問を受けたので
そのことについて書きたいと思います
一番ポジションで立った所から
タンデュをするときに
重心の位置をどこに置けばいいか
分からずにレッスン受けている方が
多いようです
一番で立つときは
重心は足と足の間に位置します
普通に立てばその状態では
踵に重心が来ます
その状態でルルベをすると
重心が土踏まずに移動してきます
左右に重心が広がっていく感じです
何となく足裏に力が入る感じがするので
実際にやってみればわかります
まずその感じを掴んでください
さて、タンデュですが
一番からタンデュをすれば
当然片足立ちになるので
重心は立ち足方向に移動します
この時立ち足は
重心を動かさずに
踵にのったままだと
当然上手くいきません
踵から土踏まずまでの距離を
重心が移動します
それに伴い、上半身も
同じだけ同じ方向に
平行に移動します
その移動距離は１０ｃｍ程なので
スムーズにやれば
動いてないようにも見えるかもしれませんが
それは、そう見えるだけです
先ほどのルルベで感じられた
土踏まずに体の重心を移動させることで
綺麗にタンデュ出せるようになるのです
バレエを始めたばかりだと
動かしてはいけない！
という思いに支配されやすく
必要な重心移動さえも
できないことがあります
バレエは動かしてはいけないのではなく
必要な部分しか
動かさないだけなのです
そして不思議なことに
必要な部分をしっかりと動かすことで
重心が動いてないように見えたりするのです
重心移動はもちろん他にも
書き出したらキリがないですが
まずは土踏まずに乗る感覚を身につけましょう
