寄せ集めの架空のダンサー

こんにちは、横浜で活動している

バレエトレーナーの猪野です

 

だいたい周りには

自分より上手く踊れる人っていますよね

 

バレエに限ったことではないですが

基本的には自分に何が必要か

それをはっきりさせないと

上手くなりようがありません

 

周りを見渡すと

Aちゃんは私より回れるし

Bちゃんは私より足が上がる

とか他人の良い所ばかりを見て

自分がまるで何もできないかのように

錯覚をおこしてないですか

 
今の例で言うと

あなたの頭のなかでは

AちゃんとBちゃんの

良いとこ取りした

架空のCちゃんを作りあげて

自分はなんて踊れないのだろうと

落ち込むわけです

 
その劣等感が練習への

原動力になるうちは

まだいいですが、

この考え方はあまりおすすめしません

なぜなら勝ち目がないのです

自分より上手いダンサーを頭の中で

作り続け常に劣等感に苛まれます

劣等感を感じながら踊るダンサーを

わざわざお金を払って

見に来るわけ無いと思いませんか

 

それよりはまず自分には

何ができるのか

そっちを考えましょう

 
Aちゃんよりも回れないけど

ジャンプはできる、とか

Cちゃんより脚は高くないけど

バランスはとれる、とか

 

もっと自分を見つめましょう

その先に自分の可能性が

見えてくるのではないでしょうか

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  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。