こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーナーの猪野です
トレーナーをしていると
色々な悩みを持った方と出会いますが
特に、バレエが上手くならないといって
相談にくる方で
共通していることがあります
それは、
先生の言っていることを理解してない
ということです
後は、言っていることはわかるけど・・・・
というのも多いです
大抵はグループレッスンであるがゆえ
先生一人で
条件の違う人間を全て修正できるわけではないので
生徒はおいてけぼりになる場合もありますね
作物を育てる農家に例えると
育てたいものを育てられないなら
それは農家の能力の責任です
作物が上手く育たないことを
作物自体のせいにしてるようなら
農家としては失格ですよね
レッスンをしていて生徒に対して
なんでできないの！？
と言ってしまうということは
私にあなたは直せない、わかりません
というようなものです
これでは生徒が先生の指示を
理解していないのは当然です
なぜできないのか、
という答えが見つからないことは
誰しもあることですが
それを、なぜだと考える前に
生徒に言ってしまうのは問題です
生徒は作物と違い
いきなり枯れることはあまりないので
（あるにはあります、怪我とか）
気づきにくいですが
上達がみられないなら
育て方を疑う必要はあると思います
こんな風に書くと
先生が全ての責任を負うかのごとくですが
そうでもありません
確かに責任は大きいです
自分で、踊りを教える、
という立場を選び
生徒からお金を受け取り教えているのに
上達を提供できないのなら
教師側の責任はことさら大きいと言えます
ビジネスとして考えれば
それだけでもないですが
話がそれるので、それはまたいずれ
さて、先ほど生徒を作物に例えましたが
生徒側はただ育つのを待つ
植物ではありません
自分で土壌を選べるし
育てる農家も選べます
生徒が多い教室だから
必ず自分に合うわけでもないです
ただレッスンを受けたいだけなら
教室はどこでも良いでしょう
しかし、上手くなりたいなら
しっかり選びましょう
そして、生徒として教室を選んだ以上は
そこで上達する、しないは
自分にも責任が発生します
個人的な考えでは
己の指導法にあぐらをかいていない
勉強を続けている先生は
とりあえず信じてみてもいいかもしれません
