こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーナーの猪野です
私はバレエを芸術だと思ってます
芸術って、
何だか文科系のイメージ強いですよね
実際、結構そうです
絵画、彫刻、書、音楽などありますが
その中で舞踊もまた芸術なわけです
その舞踏という芸術に於いて
他にない部分がありますよね?
そう、身体そのもので表現するのです
他の芸術は、もちろん身体は使いますが
表現の媒体が紙、石、木などの
素材を通して表現されます
音楽も舞踏と同じく
直接的な表現をしますが
訴えかける場所が主に耳です
楽器と技術の掛け算です
舞踏であるバレエは
直接的に視覚に訴えかける芸術で
それを身体そのものを使ってやるのです
身体が筆であり、楽器であるのです
バレエだけが
全て自前の身体と技術を使い
表現するのです
良い筆は買えます
良い楽器も買えます
良い身体は買えません
同じ技術でも
1億円の身体と
10万円の身体では
勝負になりません
レッスンやれば強くなる?
いえ、足りません。
そんな程度の磨き方で
1億円の身体は手に入りません
バレエは
身体と技術の掛け算が価値です
レッスンで主に磨けるのは技術です。
トレーニングで身体を磨かなければ
ダンサーの価値は上がりません
バレエは文科系ではありません
バイオリン習う感覚で
レッスンなんかだけしていたら
いつか大怪我しますよ
大人も子供も
今一度、身体を磨くことを
してほしいと思います。
踊ることを
素晴らしいものにするために