こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です
バレエのレッスンは
順序良くやれば
バレエに必要な筋肉が作られるように
出来てますが
通常のレッスンだと
鍛えにくい場所があります
タイトルにもありますが
腕の筋肉です
ポールドブラで動かす練習はしますが
腕自体に負荷をかけないので
腕立て伏せの出来る筋力もない
バレエ上級者も出てきます
でも実は
ターンをしたり
ジャンプをしたり
腕自体にきちんと力があると
動きの質は変わります。
何より
レベルが上がれば上がるほど
その重要性は増してきます
特にパドゥドゥの時です
先日、以前ブログで紹介した
サンフランシスコバレエの
松山のりかさんが一時帰国したので
トレーニングしつつお話した時
パドゥドゥでの腕の怪我の話を
聞くことができました。
その怪我の時に練習していた振りは
腕を使って相手と引っ張り合うもので
かなりの勢いでそれを繰り返した結果
鎖骨がズレて
腕が上がらなくなったそうです
リハーサルだったので
本番は大丈夫だったそうですが
肝を冷やしたとのお話でした
当然、レッスンするだけでは
そんな筋肉がつくはずもなく
何もしてないと
防ぐのはほぼ不可能な怪我です
レベルが上がれば上がるほど
重要性が増す、腕
その強さというのを
もう一度考えてもいいかもしれません
新宿のスタジオにて