リハーサルでマークをするなら気を付ける事

こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。

 

皆さんは振付のマーキングのルールって知っていますか?

 

夏休みは発表会とかコンクールとか、バレエを真剣にやっている人たち程忙しい季節になっています。

 

学校があるときよりも忙しいと感じる人もいるかもしれません。

 

そうしてくると疲労も溜まります。リハーサルのちょっと合わせるくらいのものであれば、振りのマークだけしておけばいい、ということもあるかと思います。

 

でも、マーキングは気を付けないといけないことがあるのです。

 

下手にやると踊りに出る

マークするというのは、別にサボりたいからやって良いというものではないのです。振りの流れを確認したり、自分の立ち位置を明確にしたりと本気で飛ばなくて良いからと言って、なあなあとやるものではありません。

 

マーキングにおいて自分は踊っているという意識が薄くなると、そのマークしたクオリティーが踊りにそのまま出ます。

 

百戦錬磨のプロダンサーならもはやこんな事言う必要もないですが、生徒の皆さんや大人の方はマーキングだからと言って手を抜かないように気を付ける必要があります。

 

なにより、恐ろしいのはその下手になった感じを本人が気付けないことです。マーキング抜けてしまった心と体の踊るためのテンションを本人は自覚出来ません、大抵は。

 

折角頑張って練習してきた踊りを本番直前で腑抜けたものにしない為に、出来るのであれば踊る時はマーキングなんかせずに本気でやることを私はお勧めします。

 

どうしても本気で踊れない時は

 

そうは言っても、コンクールなどになると出場者全員が3分くらい舞台を解放されて場所確認をしないといけない場面もあるわけです。そんな時には本気で踊る場所を確保出来ません。

 

だから、マーキングの一番大事なルールは「上半身は本気でやれ」です。

 

高く飛ぶ必要もないマーキングでも上半身は本気で踊りましょう。実際に踊っているテンションを上半身に残しておかないと踊りが腑抜けます。

 

私個人の経験では、私はマーキングが苦手で変に舞台でやってしまうと、自分の引き上げやら踊るのに必要な物をどこかに置き忘れるようでした。一回本番の前にマークして、その後の踊りが自分でもびっくりするくらい酷かった経験から、本番前にマークをするのを止めました。

 

本気で踊った方が、目に映る景色の変わり方、体重移動、相手とのタイミングなど本番に必要なことが確認できたからです。もちろん、私のダンサーとして経験不足も要因としてあるわけですが、そうであるならば10代の生徒さんや大人の方も共通する部分はあるはずです。

 

 

踊りのマーキングには是非細心の注意を払って、本番に臨んでください。グッドラック!

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この夏に体幹が弱いなんて悩みとはさっさとおさらばしちゃいましょう!

 

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8月21日(火)午前10時から90分

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  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。