こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です
夏はコンクールや発表会が目白押しです。
このまえ、本番9日前に捻挫をしてしまい、
バレエの先生に紹介された鍼灸院に行った。
という話を聞きました。
捻挫で骨折している可能性がある時に
鍼灸院は厳しいかと思います。
まずは整形外科に行くべきだったと思います。
特に怪我をしたばっかりで炎症が起きている時は、
ほとんどの治療が出来ません。
炎症がなくなるのをまず待つ必要があります。
なので、まずは安静にしてアイシングして
軽く圧迫してちょっと高い位置に上げてください。
ダンサーに限ったことではないですが
病院(整形外科のことです)の使い方で
上手くいってない方が
多くいるように思うので
今回はそれを記事にしたいと思います
病院に行っても
良くならないと
感じている方は多いのではないでしょうか?
確かにそんな印象があるのはわかります。
1度怪我をしたところは
治っても同じ強さには戻りません
例えば、捻挫をして痛みなく動けるようになったとしても
怪我の前の状態よりも弱くなった筋肉は
きちんとリハビリなりエクササイズをしないと
再発の可能性が高いまま残ります。
怪我→病院行く→安静→治る
の手順だけでは
いつかまた同じ怪我をします
俗に捻挫が癖になるというものです
大抵の病院は踊る為のリハビリなんかしてくれません
保険の関係で理学療法士もそこまで動けないのが残念ながら現状です。
さらに、
ダンサーにおける治ると
医師の治るに
認識の違いがあるのです
医師の治るは、日常生活レベルの話かもしれません
怪我をしたから病院で
ダンサーのレベルで治すというのは
ちょっと難しいでしょう。中にはあるかもしれませんが。
同じ怪我をしたくないのであれば
怪我前よりも強くならないと
同じようなシチュエーションで
また同じような怪我を
繰り返す羽目になるでしょう
怪我をしたら、使い方を見直し怪我前よりも強くして
そこで初めて治ったと言えるのです
さて、
では病院はなんなのかというと
病院の1番有効な使い方は
現状把握です
骨折や靭帯の状態など
専門の検査機器があるからこそ
わかるものが多いのです
別のお話で以前に、クライアントの方で
2ヶ月前に捻挫をしたがずっと踊りにくいので
トレーニングしたい、というものがありました。
2ヶ月経っているのに
炎症がまだ残っていて
患部おいてトレーニング出来る状態ではなかったため、
別のトレーニングをして
後日、整形外科を受診してもらったところ
実は骨折していました。
折れたままレッスンに行っていたので
炎症など取れるはずもなく
いつまでも治らないと
悩んでいたのでした。
レッスンやエクササイズは大事なんですが
トレーナーには
身体の中の細かい骨折は
見ることができません
でも病院ならば出来るのです。
上記のケースでは
まず怪我の直後に
レントゲンを撮っていれば
また違った結果になったと思います
病院で治ることはあまり期待出来ませんが
(理由は上記の通りです)
現状把握のため怪我をしたら
とりあえず診てもらいましょう。
骨折などがなければ
復帰までに
出来ることも多いですし
踊れるようになった後、
同じ怪我を防ぐこともしやすいです
怪我をしている時こそ
トレーニングはお勧めです。
踊れないと筋力はどんどん落ちますが
怪我していない所は元気です
トレーニングでは元気な部分だけを使うことが出来ます
怪我が治った時に、怪我する前よりも踊りやすくなるというのも可能です。
寧ろ怪我をして良かったと思える程にもなりえます。
怪我はしたくないですが
起きてしまった時の為に
対処の仕方は覚えておきましょうね。
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