こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。
今回は私がトレーニングなどをする中で見えてきた10年やっても上手くならない人の特徴を紹介したいと思います。
一般的に物事は10年やれば、大抵のものは上手くなるという考えがあると思います。
ところがバレエの世界では10年やっても上手くならずに悩んでいる方がいらっしゃいます。
どんな人が10年やっても上手くならないのでしょうか?
週1回バレエをやってます
バレエに限ったことではないですが、週に1回程度ではバレエは上手くなりません。
人によっては驚かれるかもしれませんが、週一回で上手くならないのは普通に努力不足です。
前のレッスンを忘れた頃に次のレッスンが来ます。さすがに練習量が足りないです。
上手くなり始めるのは最低でも週2回からです。
上達の効率が良いのは3回だと私は考えています。
難しい事ばかりやっている
バレエというのは決まった型があります。
ポールドブラの通り道や、動きの繋ぎ方などがバレエとしてとても大事になります。
とにかくステップ、ジャンプ、ターンなどばかり練習してその繋ぎが綺麗でないために、動けるのに上手く見えない、という状態になります。
バレエを単なる運動の機会としているならばともかく、難しい動きの練習だけではバレエは美しくなりません。
基礎を学ぶことを大事にして頂きたいと思っております。
学びの順序がおかしい
大人のバレエだとこれが一番の原因かと思いますが、明らかに学びの順序がおかしい場合があります。
初めてのバレエクラスでグランプリエとかグランワルツをやっていたり、「とりあえず見て真似て」と言われて何も教わっていなかったり。4番も習わずに急にピルエットしていたり。
これだと天才的なセンスを持つ生徒しか上手くならないでしょう。
これで上手くなれというのはちょっと厳しいですよね。
身体の調整不足
これは少し厳しいお話になりますが、自分の身体をバレエに適した状態へする為のトレーニングも大事な要素です。
例えばピアノの演奏であれば、10年やればそれなりの曲は弾けるかもしれません。半分はピアノの仕事だからです。
ピアノであれば鍵盤を押せればとりあえず音は出ます。プロの調律師によって定められた音が出ます。
ドの鍵盤を押しているのに、レの音が鳴ることはないわけです。
バレエの場合には楽器として使うのが自分の身体ですから、ピアノのようにとりあえず弾いた音が鳴らない時があります。ドを押しているのでなぜかミになってしまったり、そもそも音が出なかったり。
ターンアウトとか、身体が柔らかいとか、身体が強いとか、ピアノの調律のような事を自分からトレーニング等でやっていないと上手くならない所がやってきてしまうわけです。
プロになる人間というのは生まれ持ったバレエ向きの身体をある程度持っていますので、バレエレッスンやっているだけで上手くなるというのがありますが、そうでないならそれ意外の努力は必要になります。
ドを押してるのにレの音が鳴っている体で「何で出来ないのだろう?」と練習に明け暮れても結果は出にくいでしょう。
自分の身体をバレエ向きにしていくトレーニングという努力はとても大切です。
整体などを否定するわけではありませんが、他人に何とかしてもらおうという気持ちではバレエは上手くなりにくいので気をつけてください。
10年やっても上手くならないのは、そうなる原因があるからです。
もし数年やって上達をイマイチ感じないのであれば、上記のことに当てはまっていることがないかチェックしてみると良いかもしれません。
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