こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレリィーノトレーニングディレクターの猪野です。
体幹という言葉が大分世間に浸透してきましたが、同時に何か踊りに問題が発生した時に、つい「体幹が弱いせいだ」という考えに直結しているような相談が私の所に寄せられます。
体幹というのは確かに身体を動かすうえで大切ですが、なんでもかんでも体幹が原因というわけではありません。
先日、わかりやすいことと正しいことは別であるということを書きましたが、
踊れない=体幹が弱いという構図になるとは限らないのは注意が必要です。
もしかしたら、弱いのは脚かもしれません。身体を別々に動かす為の脳のトレーニングが足りないかもしれません。
問題に対して、体幹が弱いせいだ、と言えば何となく正解な気がします。そうでないかもしれないことを常に考えて欲しいと思います。
例えば、
「どうしてポアントで立てない?」 「体幹が弱いせいだ!体幹が弱いせいでポアントが力が入らず立てないのだ!」
「ジャンプがどうしても低くなるのは?」 「体幹が弱いせいだ!体幹が弱いせいでジャンプの力が伝わらないのだ!」
「ピルエットが下手なんです」 「体幹が弱いせいだ!体幹が弱いせいで回転がブレるのだ!」
「今日はルミネが混んでいるなぁ」 「体幹が弱いせいだ!体幹が弱いとルミネは混むように感じるのだ!」
「最近スマホの調子がおかしいわ」 「体幹が弱いせいだ!体幹が弱いからスマホの動作が遅くなるのだ!」
いかがでしょうか。あらゆる問題に体幹の弱さを紐づけられてしまうのです、全く関係ないのに。一見ロジカルですがそうでもありません。問題に対して何が原因かはもっとよく考えて把握しないといけません。
体幹を鍛えるのは良いのです。プラスにはなるでしょう。
ただ全てを体幹のせいにしても解決しない問題が出てきます。
ポアントで立つにしても
ポアントの前にキチンと足指や脚を鍛えていますか?
バレエを始めて数か月程度でポアントを履いたりしていませんか?
バレエシューズで真っすぐに立てていますか?
甲の形はどうですか?
シューズは自分に合っていますか?
体幹だけではどうにもならない問題はたくさんあります。
バレエは体幹さえ出来れば踊れるほど甘くはないです。今ある問題点から、是非自分に本当に必要なものは何なのか考えて欲しいと思います。
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