こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。
バレエを上達させる為のトレーニングに来てくれる方の共通項として「なぜか自分でやるトレーニングが上手くいかない」というのがあります。
自分のトレーニングがうまくいかない原因は大きく分けて4つです。
1 トレーニングそのものが目的とズレている。(身体を後ろに反りたいのに腹筋しか鍛えてない)
2 トレーニングが正しく出来ていない。(腹筋してるのにフォームが崩れて脚ばかり使う)
3 トレーニング自体に目的の効果がそもそもない。(ポアントで強くなる為のタオルギャザー)
4 体がトレーニングを受け入れる状態になっていない (捻挫のリハビリもしないでいきなりフルクラスを受ける)
上記のことはなかなか専門家のアドバイスがないと難しいかと思います。意図的にトレーナーなどのセッションを受ける必要がありますので。
ただ最初の3つは問題が起きれば止めればいい、という選択肢がとれます。
しかし、4つ目の「体がトレーニングを受け入れられる状態になっていない」というのは止めればいいという選択肢がないのです。
きちんと身体をいい状態にする方法を知らないと、ずっとそのままなんです。
さらには身体が受け入れられないのはトレーニングばかりではなくレッスンも身体が学びにくいので、上達がすごく遅くなります。
仮にトレーニングなどを全くしなかったとしても、レッスンがきちんとして身体が良い状態でいればバレエは上達します。
しかし、4の状態は正しいレッスンすら無意味にしてしまう可能性があるのです。
例えば、捻挫でリハビリしていないとアテールでもルルベでもバランス力は落ちます。
捻挫をすれば必ず関節が動きにくくなり、その割に足首がグラグラしたりと、踊ることが困難になり、さらには捻挫再発の可能性はとても高くなります。
怪我をしたら、必ず怪我をする前の可動範囲と筋力を戻して、さらに強くしないと同じ状況で同じ怪我をすることになります。
癖になるっていいますよね。別に癖になっているわけではないのです。壊れた場所をきちんと修復してないなら、またすぐに壊れるのは当然なんです。
怪我というところまでいかなくても、4の状態は、例えばただのストレッチすら怪我の原因になることもあります。
脚を高く上げるためにストレッチをしてみるとします。
硬いところを伸ばしたいわけですから、頑張ってストレッチをするでしょう。しかし、筋肉には普段の使い方やコンディションによって柔らかい所と硬い所が存在します。
それらを同時に伸ばせば、伸びるのは柔らかい部分がメインです。
すると、硬い部分がいつまでの伸びることなく、柔らかい部分の差がどんどん大きくなっていきます。
そのアンバランス差から膝が痛くなったり、伸ばしすぎて肉離れを起こしたりの原因にもなるのです。
バレエの為にトレーニングをしている方でもし変化を感じない方は1〜4をチェックして見てください。
よく分からないという方は是非専門家にご相談ください。正しい上達は常に正しい前提の正しい努力の上に成り立つということを忘れないでいたいですね。
正解の方法は一つではなく、たくさんありますけどね。
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