こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。
ストレッチに対して皆さんはどんなイメージがありますか?
バレエに必要?柔らかくないとバレエにならない?
そんな風に思っているかもしれません。
実際バレエのプロダンサーとしては柔軟性が求められるのはソリスト以上だけなんですけど、それはともかく、実はストレッチが選別に使われていることをご存知でしょうか。
一昔前ならストレッチをしないと踊れないというのが当たり前の考えでしたが、最近ではストレッチの危険性についても少しずつ研究が進んできました。
ストレッチをレッスン前に行うと体を支える筋力が一時的に低下するとか、怪我のリスクをむしろあげるだけの可能性もあるとか。
そんな研究が上がってくるようになりました。
さて、レッスン前にストレッチを入れるのは効率が悪いのでは?という可能性は置いておいて、そのストレッチでわざわざ押してくる先生っていませんか?
このタイプの先生は特に気をつけた方がいいです。
例えば、それがワガノワバレエ学校だったら問題ないかもしれません。
なぜなら入学の際にこれでもかという程、身体の才能を審査された生徒が入学するので、ストレッチで押されたくらいではそんなに怪我もしないでしょう。
でも、その入学審査を受けていない生徒にそれをやるのはどうなんでしょうか。
なんだか怪我をする生徒が出てきそうな気がしてきます。
皆さんに知っておいてもらいたいのは、ストレッチで身体を押してくる先生がやっているのは育成ではないのです。
やってるのは選別なんです。
スタジオに入る前に才能を調べて弾いていたら、多くのはスタジオは経営が成り立たないですよね。
だから、まずはスタジオに入所させてから選別するのです。
先生にとってどうでもいい生徒も月謝を払ってくれます。その中でお気に入りの生徒が1人でも大きなコンクールで優勝すれば、その生徒を育てた先生という肩書きを手にする事が出来ます。
こんな感じで選別していたりするのです。
さらに厄介なのがこの選別方法を先生自身が育成だと勘違いしている場合もあります。
Aちゃんは出来ている、Bちゃんは出来てないから体を押した。それでもBちゃんは出来ずに怪我をした。ああ、努力が足りなかったのね。
こんな感じです。
いや、本当に誰かを育てる気があるのか疑わしい思考回路です。
特に大人は気をつけてください。
子供にやるこの選別方法を大人の趣味のバレエに対して容赦なくやってくる先生が存在します。
悪いことは言わないので、もし痛いならその先生はやめときましょう。
大人と子供は完全に別の生き物である、と考えられない先生は相性が悪かった時の融通がまるで効かないので危険です。
いや、子供なら選別していいということにはなりませんが、大人は特に危険なので注意してください。
ストレッチを100%否定するものではないのですが、きちんと自分の身体の声を聞いてください。
やればいいと思い込んでやっていたけど、よくよく考えると伸ばした所がなぜか痛い、とかありませんか?
本当にストレッチで踊りが上手くなったのか、いま一度考えてみるのが上達の早道かもしれません。
バレエの為のトレーニングのお問い合わせはこちら
大人の方でバレエそのものを学びたい方はバレエスタジオもございます。↓
振り覚えが早くなるレッスンがとても好評です。
大人バレエアカデミーは大人でも上達を感じるスタジオです。
趣味でも大人でも、バレエが上達する喜びを伝えたい!
大人バレエアカデミーはそんな想いで作ったバレエスタジオです。
こちらのスタジオはバレエを上達させるための基礎をメインとしたコンセプトで運営しておりますので、バレエの方だけでなく他のジャンルの為にバレエの基礎を学びたい方にもお使いいただけるスタジオです。
軸を作りたい、脚の使い方、腕の使い方を学びたいなどを学べるスタジオになっております。
ポアントクラスも新設されました。是非、ご覧ください。
生徒さんの一人です。バレエの姿勢がとれるようになってきました。
大人バレエアカデミーの特徴は
解剖学的にも考えられたレッスン
体験レッスンは1000円
最大4回受講可能、
入会金は体験レッスンに来てその日の入会で実質無料、
他の教室との掛け持ち自由、
クラスの振替は無限に繰り越し、期限なし。
クラスのレベル、教師も変えても振り替え可能
5週目のレッスンも開講
月に5000円からの月謝制
上手になりたい大人を応援するスタジオです。
初台駅から徒歩5分です。
是非一度、お試しください。
こちらからどうぞ↓
大人バレエアカデミー