新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。
以前にも上げた前もものお話のちょっとリニューアルです。
youtubeもあるので良かったらどうぞ
踊っていると前ももが張ってしまうという方がいらっしゃいます。
その為、「前ももが張らないようにするにはどうすればいいですか?」
という質問があります。
まずどうしても解いておきたい誤解があります。
それは、前ももは絶対に使う、ということです。
前ももを使わずに踊ることは不可能です。
無理です。
これは解剖学とかそういう話以前に
ロシアバレエのメソッドの中にもちゃんと書いてあることです
前ももを使うって。
では、なぜ前ももが張ることが悪者にされるのかということですが、
一つは、骨盤のアライメントが悪いこと
二つは、脚自体が弱すぎること
三つは、上半身が弱すぎること
が考えられます。
1、骨盤のコントロールが悪いと前ももは張りやすくなります。
反り腰を注意される人にありがちなのが、骨盤を後ろに倒そうとして
頑張った結果、前ももが張ってしまうという使い方です。
骨盤は後ろに倒れると前ももを張らせます。
たかだかポジションを取って立つ程度のことでコントロールが出来ないわけなので
踊りになったらそのアライメントはおそらくグダグダです。
まずは骨盤のコントロールをで出来るようにしないと、前ももはずっと張り続けます。
2、脚が弱すぎることも問題です。
筋肉は基本的に伸びるよりも縮んでいる方が楽、という特性があります。
なので疲れれば疲れるほど縮んで休もうとします。
前ももを含む脚の筋力やスタミナが無さすぎると、常に疲れた状態になって
感覚的にはずっと張っているような脚になります。
ずっと張っているからといってリラックスさせても問題は解決しません。
この場合にはきちんと前ももを鍛えてあげる必要があります。
脚自体が強くなれば張りも減ってきます。
3、上半身の弱さも前ももが張る原因です。
特に腕立て伏せが一回も出来ないような弱さがあるバレエ女子は多いです。
上半身がその程度でコントロール出来ないと下半身が代わりに頑張らなくてはいけません。
その為無駄に下半身が疲労するので前ももは張りやすくなります。
上半身の弱さを自覚している人は上半身も鍛えましょう。
このように前ももが張る原因はいくつかありますが、前ももで悩む人は大体全部の原因が当てはまります。
骨盤のコントロールがなくて、下半身も上半身も弱いから唯一使える前ももが張る、
というのが一番多いパターンです。
前ももが張っても、前もも自体は悪くないです。
それ以外にある原因を一つずつ改善していってください。
グッドラック
動画で鍛え方を解説してるので良かったら見てね
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