こんにちは、新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。

前ももが太くなるのを気にして

前ももの力を抜こうとするのは無駄だよ。

というお話です。

以前から言っていることではあるのですが、

前のブログを探して読む人って意外と少ないと思うので

また書きたいと思います。

多くのバレエをしている人の勘違いで

「前ももは使ってはいけない」

というのがありますが、それは間違いです。

大きなジャンプの踏切り、着地

アレグロをしっかりやるためには前ももの力はとても重要です。

バレエの先生は筋肉や生理学の専門家ではないので

脚を鍛える＝太くなる

という構図を考えがちですが

筋肉が太くなることと、強くなることは

別の事なんです。

脚が弱いのに太い人もいるし

逆もまた然りです。

バレエのレッスンで脚の太さを気にしている人の問題は

前ももそのものよりも

立ち方がおかしいことで

前ももの筋肉を太くしやすいような使い方をしています。

この場合は立ち方を直さないと前ももの太さは改善しません。

太ももを使わないで踊ろうとしても無駄です。

というよりも、太ももを使わない方法で上手くいかなかったから

今の太さがあるはずです。

とにかく、真っすぐに立つことが大事です。

もしバレエのクラスに行って、

その姿勢に対する注意が全くない先生だったならば

それは偽物である可能性が高いです。

その割に「前もも抜いて」とか言ってきたら

ほぼ偽物です。

気を付けましょう。

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