新宿、横浜で活動しているバレエトレーニングディレクターの猪野です。
世界バレエフェスを見てきました。
かなり久々の舞台で東京文化会館の前の道路がなくなっていたりと
しばらく来ない間にずいぶん変わっていました。
さて、最高峰のダンサーが揃っていましたのでそのクオリティは
とても高いものがありました。
それは当然としてやはりバレエはオーケストラが重要だと改めて感じました。
今回のポイントは音楽家の扱いとモダンバレエです。
以前にルグリガラを見に行った時に音楽の質の低さにがっかりしたので
逆に今回はそのバランスが取れたもので気持ちよく見ることが出来ました。
私にとっては音楽と踊りのバランスはかなり重要で
踊りがすごいのに音楽がダメだと
お金を払って観る舞台として、
凄く損した気分になるのです。
今回特に私が良かったと思ったのが
音楽家の方の扱い方です。
演奏者の変更もアナウンスされるのです。
今までバレエの公演で私はそういうのをあまり見たことがありませんでした。
正直な所、音楽の方の名前には詳しくないので
演奏者が変わったところで音楽がどう変わるのかわからないのですが
バレエダンサーをメインに打ち出しているバレエフェスにおいて
音楽家への敬意というか、
ダンサーと同じように紹介するその様子がとても心地よく感じました。
音楽家が沈黙の中に音を奏で
ダンサーが空間の中に動きを作り
それ舞台で混ぜ合わせることで芸術するのが
私はバレエ芸術だと考えているので(他の踊りも同様です)
ダンサーと音楽家を同列に扱い
一緒に舞台を作るという姿勢を全面に出すことが
いかに見る人の心を動かすのかを知った気がしました。
音楽があってこそのバレエであると
改めて感じた次第です。
もう一つ驚いたのが
モダンバレエとプロジェクションマッピングの相性の良さです。
モダンの世界はそのダンサーや演出家の世界観を全面に出すので
物によっては理解が遠く及ばないし、眠くなるものもあります。
クラシックはストーリーが大抵あるので
予め勉強しておけば多くの部分を理解可能です。
モダンは勉強したところでわからないものは分かりません。
でも、プロジェクションマッピングがあることで
踊りでは表現しきれなかった世界観を
光や映像で表現することが出来るのです。
どんな世界観で踊りをしているのか見えてくるのです。
今回の演目でプロジェクションマッピングを見たとき
まるで白黒のテレビに色がついたような衝撃を受けました。
なるほど、これは使える。と
クラシックでは既にプロジェクションマッピングを使ったものもありますが
モダンは表現の幅がもっと広いので、
可能性はさらにあると思います。
これからこんな舞台が増えればぜひ行ってみたいと思ったのでした。
まだ他に感じたことも続けて書いて行きたいと思います。
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