いつでもルルベのできる位置に立つ?

こんにちは、新宿、横浜で活動している
 
バレエトレーニングディレクターの猪野です
 
 
 
 
レッスンを受けていると
 
「いつでもルルベが
 
出来るところで立って」
 
という注意をされることがあります
 
 
 
 
確かに
 
バリエーションなどになると
 
ずっーとルルベみたいな
 
状態で踊ることもありますが
 
それをレッスンの間、
 
ずっとやるというのには
 
少し問題がある気がします
 
 
 
 
なぜなら
 
バーやセンターにおいては
 
いつでも
 
ルルベをする訳ではないからです
 
 
 
 
 
例えば、
 
シンプルなタンデュで
 
出した足をポジションに戻す
 
というだけの練習の場合
 
出した脚は
 
アテールのポジションに
 
戻すことがわかっているのに
 
ルルベの出来るところに
 
いなければいけない意味が
 
わからなくないですか?
 
 
 
 
だって
 
次がアテールなんですから
 
アテールの準備を
 
するべきではないですか?
 
ルルベではなくて
 
 
 
 
言うまでもないですが
 
バレエは始まる前から
 
全部振りが決まっているのです
 
 
 
 
コンタクトスポーツと違い
 
相手ディフェンスに対応するために
 
いつでも
 
ルルベが出来るところに立つ
 
という必要はないはずです
 
 
 
 
次の振りがルルベである時に
 
ルルベが出来るところで立てば良くて
 
アテールなのにいつでもルルベの準備
 
というのには疑問を感じます
 
 
 
 
トレーナーの立場から言えば
 
ルルベの準備をするだけで
 
ふくらはぎなどに
 
テンションがかかります
 
それをレッスンの間
 
ずっと続けていたら
 
ふくらはぎが太くなります
 
無駄に効率よく
 
 
 
アテールで立つ時に
 
必要でないところを
 
使わなければ
 
スタミナはもっと保つはずです
 
 
いつでもバーが離せる場所に立てる事
は重要かと思いますが
 
ルルベかなぁ?と思う次第です
 
 
 
ジャンプの最後は
 
必ずプリエで終わる訳ですから
 
いつでもルルベというのは
 
取り敢えず語弊がありますよね
 
 
 
ふくらはぎが気になる人は
 
まずは真っ直ぐに
 
アテールで立つ意識をしてみたら
 
いかがでしょうか?
 
店舗が移転しました
 
営業日が新宿が
月、火、木、金、日
横浜が
土曜のみに変更になっております


新バレエトレーナー 小林ちさとが誕生しました!  
現在、キャンペーン中で お得にお試しいただけます
 
キャンペーンは3月までです!
 
  • PICKUP!
    動画講座を開講しました!

    大人のバレリーナの悩みを解決する動画講座が始まりました。
    是非ご覧ください。

  • 無料動画を配信中

    先日開催された「解剖学を生かす極意と鍛錬」の動画が配信されています。
    なんと無料!! 是非どうぞ 。

  • ABOUT

    猪野 恵司 -Keiji Ino-

    バレエトレーニングディレクター
    プロフィール詳細

    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で機能解剖学を学ぶ。
    大学卒業と同時にサクラメントバレエ団でプロダンサーとして活躍。退団後はバレエ専門のパーソナルトレーナーとして活動している。