こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です
今週末にダンス医科学学会に
参加して来ました。
今回のテーマは
生涯ダンスを楽しむために
というものでした
特に最後のパネルディスカッションでは
80歳を超えても踊る
社交ダンスの方などが
出演されていて
今回のテーマに沿って
長く踊る秘訣などを
語られていました
80歳を超えても踊れる
というのは素晴らしいですし
他の出演者の方から感じる
バイタリティにも感銘を受けました
ただその話を聞いていくと
みなさんそれぞれに
怪我をしないために
やっていることはあるものの
共通して
「運良く大きな怪我をしたことは
ないのですが、やっていることは・・・・」
みたいな枕詞がつくのです
司会の方が
「長く踊るために秘訣は?」
と聞いていましたが
今回の私が感じた結論は
長く踊っている人は
【自分でもよくわからないけど
怪我しなかったから踊り続けられた】
というものでした。
なので全体としては
非常に勉強になったものの
今回残念だったのが
怪我から復活した人がいない
ということでした
例えば膝の手術を3回したけど
50歳を超えても踊ってる人、とか
そういうような人にこそ
長く踊るための秘訣は
聞いてみたかったと思いました
私も怪我をした側の人間なので
身体的な怪我でつまづいた所から
どう立ち戻ったのか?
そんなマインドこそ
多くの人にとって
長く踊るには必要ではないかと
考える次第です
怪我をしなかった人間の話を聞いても
そうなんだ。良かったね
くらいにしか感じられないのです
もちろん凄いのですけど
何を学べばいいかわかりません
しかし、全体として
色々とヒントももらいました
個人的に面白かったのが
研究発表の一つで
内的焦点と外的焦点のコンセプトです
トレーニングにも繋がるのでは
ないかと思うヒントでした。
次回は名古屋だそうです。
また、時間を空けて
参加しようと思います