こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です
バレエをしている人間なら
足裏が強くあるべき
というのは
感じている事だと思いますが
バレエをしてない人からすると
いまいち実感のない所
だったりします
トレーニングというのは
別にバレエが分からない人に
教わったからといって
効果が出ないわけではないですが
たまに意思の疎通が
困難な時があると思います
アラベスクを上げたいと
相談しても
アラベスクが何なのか、
という説明からしなければ
いけないような場合も
多々あるでしょう
1つ厄介なのが
共通の言葉であるのに
指しているものが
全く違う場合です。
例えば
バレエの人間は
足裏を鍛えたいいう時
「足底筋を鍛えたい」
という表現をする事があります
でもこれ
バレエを知らない
トレーナーや医師が聞くと
訳が分からなくなる時があります
足底筋膜炎というものがあるので
バレエの人間は
足底筋と言えば
足裏だと伝わるかと思うのですが
専門家には伝わりません
なぜなら
足底筋という筋肉は
足裏でない所とは別に
ちゃんと存在しているからです
黄色くなっているところが
そうです
英語ではplantaris
という筋肉です
日本語では足底筋と言います
ややこしいですね
足の底に付いているから
足底筋ではなく
足首を底屈(ポアント)にさせるから
足底筋だと思われます
多分。
場所ではなく
動きの名前のような気がします
あ、でもこれは確証はないですので。
私の想像です
ともかく
このような誤解が
生まれてしまうので
足裏について専門家に
相談する時は
普通に足裏を鍛えたいと言うか
足の固有筋や内在筋を
鍛えたいと伝えましょう
出ないと
単純にポアントを繰り返すだけの
エクササイズを無駄にやることに
なるかもしれませんよ?