こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です
トレーニングのセッションをしていると
たまに思う事があります
みなさんは、どうすれば上達するのか
そんな答えを求めて
トレーニングに来てくれると思うのですが
近道を求め過ぎだと感じる事があります
どうすれば、引き上げが出来ますか?
どうすれば、脚が上がりますか?
どうすれば、バレエが上手くなりますか?
そんな問いがありますが
例えるなら
私が示せる答えは
上達のための足し算であって
ショートカットの掛け算ではありません
上達の方法はいくつもあります
でも、どんな上達であっても
今の自分にない何かを
足していくことが大事なんです
答えを求めてばかりで
上達を感じない方は
ゼロの自分に大きな数を掛けることばかり
気にしているのではないでしょうか
私のクライアントで上達ができる方は
いつでも努力の一歩を踏み出せる人です
常に足し算ができる人です
今の自分にない何かを
毎日足していくことができる人です
とにかく一回だけでも腹筋する
そんな人が上達します
逆に上達がない方は
常にショートカットを求めます
今、何もない自分に
どんな数字を掛ければいいか
そんなことばかり
気にする人です
なので、満足のいく答えを
示せない時があります
ゼロをプラスにする
掛け算の仕方を私は知りません
ゼロには何を掛けても
ゼロだと思いますから
私はバレエの上達のために
遠回りをさせたくないだけで
近道を教える人間ではありません
上達がゼロだと感じる人に
どんな事を足せるか、
それを考える人間です
だから、示せる答えが
腹筋しましょう
だったりします
つまらないですよね
でも、引き上げてターンアウトしなさい
って言われていながら
上達を感じなかったとしたら
それは自分の腹筋が
ゼロのままだったから
引き上げるという掛け算が
成り立たなかっただけ
ではないでしょうか?
腹筋ゼロの人間に
引き上げは無理ですから
だから、上達のために
腹筋を足し算しましょう
というのが私のスタンスです
上達は一歩一歩の足し算です
ワガノワバレエ学校も8年かけて
身体に小さな何かを足していくのです
上達したいなら
今の自分に何なら1つ足せるのか?
そこを考えてみてはいかがでしょうか
1月15日に
アンクルトレーニング養成講座を 開催します
講師は私が担当します