こんにちは、新宿、横浜で活動している
バレエトレーニングディレクターの猪野です
バレエはレッスン行かないと上手くならないし
身体もトレーニングをした方が強くなります
ただ、その強くなるタイミングは
いつなのか、ご存知でしょうか?
筋肉はレッスン中やトレーニング中に
強くなるわけではありません。
どんなに強くても、ずっと脚を上げてたら
疲れますよね
1回目は綺麗にできたのに
200回もやってたらその日は
脚が上がらなくなるほど疲れるでしょう
つまり、やってる最中は
筋肉は疲労でだんだん弱くなっていくのです。
でも、きちんとご飯を食べて寝て
次の日起きたら
また踊れたりしますよね?
そうなんです
筋肉は休んでいる時にしか
強くならないのです
レッスンやトレーニングで疲労し
弱くなった筋肉は
一定の時間を休ませると
直前の1番強い状態を
さらに超えて強くなって回復します
その時初めて身体は強くなるのです
トレーニングする
↓
休む
↓
回復する
↓
強くなる
↓
また、トレーニングする
これで1つのサイクルができるのです
練習量はもちろん大事です
かなりの量をこなさないと
プロにはなれません
しかし、休みをあまりに取らないでいると
筋肉に強くするための時間を
与えられないのです
バレリーナになる為に
頑張って週7日、レッスンしている人も
いるかもしれません
でも、身体の成長としては
かなり効率が悪いです
仮にもし、
何もしないと不安であるなら
クラッシックを踊ることはしないけれど
ピラティス、ジャイロ、トレーニング
ジャズ、コンテンポラリー、モダン
ヒップホップ、タップまで
クラシックでは使えないようなところを
別のジャンルで使うのも手段の1つです
身体を動かさなくても
音楽の勉強をするとか
出来ることは沢山あります
技術を磨くだけがバレエではありませんから
はっきり言ってしまうと
クラシックしか出来ないダンサーなんて
プロでは使い物にならないですし
この際に踊れる幅を広げましょう
前にも言いましたが
ローザンヌもクラシックだけではないのです
それが分かってて、
クラシックしかやってないとか
プロへの登竜門とか言いつつ
ローザンヌを舐め過ぎです
受験で言うと
5教科あって500点満点なのに
100点分の英語だけ頑張って
受かろうとするようなものです
何それ?ってなりますよね
他もやれよ、ってなりますよね?
少し、話が逸れましたが
言いたいことは
身体は休むことで強くなる
ということと
ただ休むのが不安であれば
バレエ以外の踊りやトレーニングで
バレエで使わないところを鍛えれば
バレエの筋肉を休ませながら
踊りの幅を広げられるということです
身体の辛さを感じる人は
スケジュールを1度見直してみましょう
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