猪野恵司 こんにちは、西新宿、銀座、池袋、芝公園、錦糸町、横浜で
大人のバレエの上達を応援する大人バレエアカデミーの猪野です。
バレエを踊っていると高いルルベを求められる場合が多いですが
足を鍛えるという点でいうと
低いルルベというのも結構大切です。
確かに踊るときには高いルルベは必要なのですが
高いルルベに行くためには低いルルベがその過程にあります。
高いルルベを正確にするには
低いルルベが雑ではダメなんです。
練習で低いルルベを使うメリットとして解剖学的にいうと
低いルルベというのは筋肉的にも関節的にも
非常に中途半端な位置にあります。
その不安定さ故に体をコントロールをしておかないと
バランスが保てません。
そして、そのバランスを維持し続けるのに使う筋肉が
バレエに必要な足の筋肉なのです。
足の筋肉は
もちろんタンデュなどでも使うわけですが
自分の使いやすいところばかりを使いがちです。
低いルルベは自分が使いにくい場所も
問答無用で使わされます。
そのためレッスンで鍛えるという点で失敗が少なく
効率がいいのです。
実際にどのくらいの高さでルルベするのかというと
本当に少しだけ踵が浮くという高さです
１ｃｍも浮けばいいです。
ケガもしにくいので
レッスンでなくても歯磨きでもするときに
低いルルベでもしてやってみてください
そんな低いルルベをとおして
日常でバレエをどれだけ忘れていないかが
上達するためのポイントの一つです。
