こんにちは、大人バレエアカデミー™、バレエトレーニングディレクターの猪野です。
ホームページのブログに書くには難しい
「大人バレエアカデミー™に来ても上達しない人」
というテーマでお話します。
大人バレエアカデミー™は、
大人からでもバレエをきちんと上達させたい方のためのスタジオです。
立ち方。
プリエ。
タンジュ。
体幹。
重心。
足の出し方。
そういう基礎を、順番に積み上げていきます。
ただし、正直に言えば
実は通えば誰でも上手くなるわけではありません。
先生が丁寧に伝えても、
レッスンの環境が整っていても、
本人の向き合い方がズレていると、上達は難しくなります。
これは責めたいわけではなく
本当に上手くなりたい方にこそ、
最初に知っておいてほしい話です。
「上手くなりたい」
この言葉は、多くの方が言います。
でも、その中身は人によって違います。
本当の心の中では
バレエの雰囲気を楽しみたい。
運動不足を解消したい。
友達を作りたい。
昔からの憧れに触れてみたい。
周りに自分の踊りでドヤリたい。
など、いろんな想いがあったりします。
それも、バレエの楽しみ方です。
ただ、
「バレエそのものを上達させたい」
なら、受け方を変える必要があります。
今日は、上達しない人の特徴を3つに絞ってお話しします。
ここを知っておかないと最後にお互いに悲しい思いをすることになるので
是非、ご覧ください。
1つ目。
練習に来ない人です。
これは単純ですよね。
所属しているだけではバレエは上手くなりません。
月に1回。
月に2回。
気が向いた時だけレッスンを受ける。
リフレッシュ目的なら、それで良いと思います。
でも、技術を身につけたいなら、
身体に覚えさせる時間がいります。
バレエは、知識だけでできるものではありません。
間が空きすぎると、
前回つかんだ感覚は薄れていきます。
週に1回でも上達はできます。
ただ、その場合は、
レッスン以外の時間に少しだけ感覚を残してください。
歯磨きをしながらルルベをする。
電車を待っている時に片脚で立ってみる。
家でプリエの重心だけ確認する。
大げさな自主練でなくて構いません。
次のレッスンまでに、
前回の内容をゼロに戻さないこと。
これだけで、積み上がり方は変わります。
2つ目。
回る、跳ぶだけを急ぐ人です。
ピルエットがしたい。
ジャンプがしたい。
もっと華やかな動きをしたい。
その気持ちは理解できます。
回転やジャンプは、
できると嬉しいです。
ただ、
「回れた」
「跳べた」
だけでは、バレエとして成立しないことがあります。
その動きがバレエに見えるかどうかは別問題であることが多いです。
足の出し方。
プリエ。
つま先。
軸。
腕の通り道。
顔の付け方。
重心の移動。
こうした要素がそろって、
回転やジャンプはきれいにバレエとして見えます。
だから大人バレエアカデミー™では、
いきなり回転やジャンプだけを大量に練習することはしません。
回れないなら、
まず片脚で立てるかを見る。
跳べないなら、
まずプリエと足裏を見る。
動きが崩れるなら、
体幹や骨盤の位置を見る。
順番としては地味です。
でも、ここを飛ばすと後で苦しくなります。
派手な動きを急ぐより、
その動きを支える身体を先に作る。
大人からバレエを始める方ほど、
上手くなりたいならこの順番が大切だと考えています。
3つ目。
レッスンを受けていれば、年数で上手くなると思っている人です。
これも、大人バレエではよくあります。
10年続ければ自然に上手くなる。
長く通えば、そのうち形になる。
先生の言う通りに動いていれば変わる。
そう思いたくなる気持ちは分かります。
教育がしっかりしていればそうなる分野もあるでしょう
でも、バレエは年数だけでは変わりません。
私はよく、
バレエを楽器に例えるのですが、
ピアノは、
ドの鍵盤を押せばドの音が鳴ります。
プロの調律師によって調律されているからです。
でもバレエの場合、
楽器にあたるのは自分の身体です。
大人から始める場合、
その身体は最初からバレエ用に調律されていません。
真っ直ぐ立っているつもりでも、重心がズレている。
膝を伸ばしているつもりでも、少し曲がっている。
つま先を伸ばしているつもりでも、足首だけが固まっている。
骨盤を立てているつもりでも、腰で反っている。
こういうことは普通に起こります。
だからレッスンでは、順番を覚えるだけでなく、
自分の身体が今どうなっているかを見る必要があります。
プリエをするなら、
膝を曲げるだけでなく、重心の位置を見る。
タンジュをするなら、
足を出すだけでなく、骨盤や軸足を見る。
センターで動くなら、
振付をなぞるだけでなく、どこで身体が崩れるかを知る。
同じ90分でも、
ここを意識するかどうかで中身は変わります。
先生は、身体の見方を伝えられます。
必要な順番も作れます。
間違っている場所も指摘できます。
でも、自分の身体を変えるのは本人です。
振りを覚えるのは大切ですが、それは体を変えるための前提です。
何も考えずにレッスンを受ければ
どんなに良いレッスンをでも変化は出にくくなります。
ここまで読むと、
少し厳しく感じるかもしれません。
でも、
私はバレエを楽しむ人を否定したいわけではありません。
楽しく身体を動かしたい。
人とつながりたい。
気分転換をしたい。
憧れのバレエに触れてみたい。
そういう関わり方も素敵です。
ただ、大人バレエアカデミー™は、
「上達する瞬間こそが一番楽しい」
「その為には基礎が大事だよね」
という哲学で運営しています。
きれいに立てた。
前より脚が出しやすくなった。
先生の言っている意味が、身体で分かるようになった。
そういう小さな変化を、
バレエの楽しさとして大切にしています。
最後に
レッスンに来る。
順番を飛ばさない。
自分の身体を見る。
この3つができる方は、
大人からでも変わっていきます。
本気でバレエを上達させたい方は、
ぜひ一度、大人バレエアカデミー™の体験レッスンに来てみてください。
ここは、あなたの上達を応援するためのスタジオです。




