こんにちは、大人バレエアカデミーです。

 

みなさんは5番をきちんと入れてと注意されますか?

 

大人バレエアカデミーでは5番を使いません。

なぜなら私は大人のバレエを「きらきら星」のようにしたいからなのです。

意味が分からないと思いますが、良ければ読んで見てください。

 

他の大人のバレエスタジオにおいては5番ポジションというものを

強制されることが多くあります。

5番でなければバレエじゃない!

というのが、主な理由らしいです。

 

しかし、大人バレエアカデミーでは5番は使わない。

 

代わりに3番ポジションを使います。

もしかしたら、耳慣れない番号かもしれませんが

1番ポジションと5番ポジションの間のような形です。

 

上の写真のポジションです。

 

私たちが5番を強制しないのには大きな理由があります。

 

そもそも、5番ポジションの定義というものをみなさんはご存知でしょうか。

 

この話題は前回の大人バレエお悩みバスターズというオンラインサロンでも盛り上がりました。

意外と知らないですよね。

通常教室ではなんだかとにかく足を重ねることを要求されますが、

本当の5番はそうじゃないのです。

 

5番とは

 

前足の爪先と後ろ足のかかとがくっついている状態、

かつ、前足のかかとと後ろ足の爪先もくっついている状態なんです。

 

つまり180度のターンアウトがないと出来ない代物なのです。

 

重ねただけでは意味がなくて、

それはどちらかというと出来損ないの4番ポジションであって

5番ではない

というお話です。

 

はっきり言ってこれは大人には無理です。

だから3番をしっかり使って、

上半身の美しさや3番の中で出来ることをしっかりやって踊りを上達してほしいのです。

3番でもバレエとして成り立ちます。

無理に5番をするよりも余程美しいものができますよ。

 

こういうことを書くと、必ず

「そんなものはバレエじゃない!」

という人間が現れます。

 

その種類の人間に邪魔され続けた結果、

今の趣味のバレエでは無理を強いる事が当たり前になっているように思います。

 

私が作ろうとしているのは

「きらきら星」です。

 

意味が分からないと思いますので

説明させてください。

 

幼稚園とかでよく聞くきらきら星という曲があるじゃないですか。

きらきら光る夜空の星よー。

の曲です。

 

あれにはオリジナルがあってモーツァルト作曲の「きらきら星変奏曲」というものです。

 

実際にきらきら星変奏曲を全部弾こうと思ったら、ある程度ピアノをきちんと弾けないと無理な難易度です。良かったら聞いてみてください。簡単そうなのは最初だけです。

https://youtu.be/Nd77z-7tQ6I?t=5 ←きらきら星変奏曲

 

そんな曲を童謡として簡単に弾けるようになったものが広まったからといって

そんなものはモーツァルトじゃない!

 

なんて文句を言ってくる人はいないと思います。

そして、きらきら星としてきちんと成り立つものをもっています。

 

私がやりたいのはこれなんです。

 

きらきら星変奏曲が完璧に弾けなくても、

きらきら星ならこの作品を無理なく楽しめるのです。

 

無理な難易度のターンアウトを押し付けて

出来ないものを強制してるだけで偉そうに教師面している人たちを無視して

出来るもの、獲得できるものできちんとバレエとして成り立つ

大人でもやればできるバレエを作りたいのです。

 

その為には5番は基本的に使えません。

やるには100人に1人の才能が必要です。

 

でも5番がなくっても、

顔の向き、表情、ポールドブラ、脚を出す方向性など

出来るものを練習した方が、絶対に上手くなりますよ。

 

これが大人バレエアカデミーが5番を使わない理由です。

もし、この考えに共感できる方は是非体験レッスンに来てみてください。

 

 

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