40代・50代・60代からバレエを始める人が増えている理由
こんにちは、大人バレエアカデミー™、バレエトレーニングディレクターの猪野です。
最近、大人になってからバレエを始める方が増えています。
バレエというと、子どもの頃から習っている人が続けるもの、身体が柔らかい人がやるもの、若い人や経験者だけが楽しめるもの、という印象を持っている方も少なくありません。
しかし実際には、40代、50代、60代からバレエを始める方も多くいらっしゃいます。
昔から一度やってみたかった方。
子どもの頃に習えなかった方。
運動不足を感じている方。
姿勢や体型の変化が気になっている方。
ジムや筋トレは続かなかったけれど、音楽に合わせて身体を動かすことには興味がある方。
以前バレエを習っていて、大人になってからもう一度基礎を学び直したい方。
大人がバレエを始める理由は人によって違います。
ただ、共通しているのは、バレエが単なる運動ではないということです。
バレエには、姿勢、筋力、柔軟性、音楽、美意識、集中力、身体の使い方を学ぶ要素が含まれています。
ただ汗をかくだけの運動ではありません。
ただ痩せるためだけのエクササイズでもありません。
大人にとってバレエは、身体を整えながら、自分のための時間を取り戻す習い事になっています。
普段使わない体の使い方をする非日常が多くの人を引き付ける魅力になっています。
大人のバレエが人気の理由を先にまとめると
大人のバレエが人気の理由は、バレエが「踊るためだけの習い事」ではなく、姿勢を整え、身体の使い方を学び、音楽に合わせて動ける習い事だからです。
特に40代・50代・60代の方にとって、バレエは激しく追い込む運動ではなく、基礎から丁寧に身体を使う時間として選ばれています。
身体が硬い方、運動経験が少ない方、ブランクがある方でも、自分に合ったクラスと指導環境を選べば、大人からバレエを始めることは可能です。
大人のバレエが人気になっている理由は、大きく分けると次の7つです。
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姿勢を整えたい人が増えている
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運動不足を解消しながら、身体を丁寧に使える
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身体が硬くても、自分の可動域から始められる
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音楽に合わせて動く楽しさがある
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40代・50代・60代でも上達を感じられる
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子どもの頃の憧れを大人になって叶えられる
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大人専門の環境なら、初心者やブランクのある方も始めやすい
姿勢を良くしたいと思って始めた方が、音楽に合わせて動く楽しさに気づくこともあります。
運動不足の解消を目的に始めた方が、バレエの基礎を学ぶ面白さに惹かれることもあります。
昔からの憧れで始めた方が、身体の使い方を見直すきっかけを得ることもあります。
大人のバレエが長く続けられる理由は、入口が一つではなく、続ける中で魅力が増えていくところにあります。
大人がバレエを始める理由は「踊りたい」だけではない
大人の方がバレエに興味を持つ理由は、必ずしも「舞台で踊りたい」だけではありません。
むしろ最初の動機は、もっと日常に近いところにあります。
姿勢を良くしたい。
運動不足を解消したい。
身体のラインを整えたい。
年齢とともに落ちてきた体力を戻したい。
肩や腰に負担をかけにくい身体の使い方を学びたい。
ジムやランニングは続かなかったけれど、音楽に合わせる運動なら続けられるかもしれない。
昔からバレエに憧れていて、人生のどこかで一度はやってみたかった。
このような理由で体験レッスンに来られる方は多くいらっしゃいます。
バレエは「踊ること」だけに限定されません。
レッスンの中には、姿勢を整える要素があります。
筋力を使う要素があります。
柔軟性を高める要素があります。
音楽に合わせて動く楽しさがあります。
そして何より、仕事や家事とは別に、自分の身体へ意識を向ける時間があります。
忙しい毎日の中で、身体のことを後回しにしている方は少なくありません。
気づいたら一日が終わっていて、自分の身体をきちんと感じる時間がない。
そういう大人にとって、バレエのレッスンは、日常から少し離れて自分に戻る時間になります。
姿勢を整えたい人にバレエが選ばれる理由
大人の方がバレエに興味を持つ理由として特に多いのが、姿勢への関心です。
年齢を重ねると、立ち姿や歩き方の変化が気になりやすくなります。
背中が丸くなる。
首が前に出る。
肩が内側に入りやすい。
お腹の力が抜ける。
骨盤が後ろに倒れる。
膝が伸びにくくなる。
歩き方が重く見える。
これらは年齢だけの問題ではありません。
長時間のデスクワーク、スマートフォンを見る姿勢、運動不足、筋力低下、片側に体重をかける癖など、毎日の積み重ねによって起こります。
バレエでは、最初から姿勢を大切にします。
背骨を長く保つ。
頭の位置を整える。
肩を下げる。
肋骨を開きすぎない。
骨盤を安定させる。
足裏で床を感じる。
膝とつま先の方向をそろえる。
これらは、見た目をきれいにするためだけのものではありません。
身体を安全に動かすための土台です。
バレエを始めたからといって、すぐに姿勢が劇的に変わるわけではありません。
しかし、レッスンを続けることで、自分の姿勢に気づく力が育っていきます。
鏡を見たときに、肩の高さの違いに気づく。
立っているときに、片足にばかり体重をかけていることに気づく。
歩いているときに、膝や足首の向きが気になるようになる。
椅子に座っているときに、背中が丸くなっていることに気づく。
身体は、気づかないままでは変えられません。
大人のバレエが人気なのは、姿勢を良くするための単なるエクササイズではなく、自分の身体の使い方を見直すきっかけになるからです。
バレエをやったから美しくなるのではなく、バレエによって変わった意識があなたを綺麗にしていきます。
筋トレやジムとは違う身体づくりができる
運動不足を感じたとき、多くの方が最初に思い浮かべるのはジムや筋トレかもしれません。
筋トレには筋トレの良さがあります。
筋肉量を維持することは、年齢を重ねるうえでとても大切です。
ただし、筋肉をつけることと、身体を思い通りに使えることは同じではありません。
バレエでは、ただ筋力をつけるだけでなく、身体をコントロールする力を育てていきます。
脚を出す。
膝を伸ばす。
足先を伸ばす。
体幹を保つ。
腕を柔らかく使う。
重心を移動する。
音楽に合わせて動く。
この一つひとつに、力の入れ方と抜き方が関係しています。
バレエでは、力任せに動けばよいわけではありません。
お腹や背中で姿勢を支えながら、肩や首は固めない。
脚を使いながら、上半身を乱さない。
足裏で床を押しながら、つま先まで長く使う。
このような身体の使い方は、大人にとって非常に価値があります。
若い頃は勢いで動けたとしても、年齢を重ねると力任せの動きでは負担が出やすくなります。
だからこそ大人には、ただ激しく動く運動よりも、身体の使い方そのものを学ぶ時間が必要になります。
バレエは、見た目は優雅ですが、実際にはとても理にかなった身体づくりです。
ゆっくり動くからこそ、ごまかせない部分があり、
片脚で立つからこそ、軸が必要になります。
足先まで意識するからこそ、身体の末端まで感覚が届きます。
この丁寧さが、大人の方に選ばれている理由の一つです。
考えることが多岐に渡るため、脳の若返りにも効果が期待できます。
身体が硬い人ほど、バレエで学べることがある
「身体が硬いのですが、バレエはできますか」
これは、大人の初心者の方から非常によく聞かれる質問です。
結論から言えば、身体が硬いからバレエができないわけではありません。
もちろん、バレエには柔軟性が必要な場面があります。
しかし、最初から脚を高く上げたり、無理に開脚したりする必要はありません。
大人の初心者に必要なのは、柔らかさを競うことではなく、自分の今の可動域の中で正しく動くことです。
身体が硬い方は、自分の身体の制限に気づきやすいという面があります。
どこが伸びにくいのか。
どこに力が入りやすいのか。
どの方向に動かすと不安があるのか。
それを確認しながら、少しずつ動きを広げていくことが大切です。
バレエで危険なのは、身体が硬いことそのものではありません。
硬い身体を無理に開こうとすることです。
股関節が十分に使えていないのに、足先だけを外へ向ける。
膝の向きとつま先の向きがずれているのに、無理にターンアウトしようとする。
腰を反らせて姿勢を作ろうとする。
これでは、身体を整えるどころか負担につながります。
大人のバレエでは、柔軟性よりも先に、正しい方向へ身体を使うことが重要です。
可動域は人によって違います。
その違いを無視せず、自分の身体に合った範囲から始める。
これが大人のバレエを長く続けるための基本です。
40代からバレエを始める人が増えている理由
40代からバレエを始める方には、姿勢、体型、運動不足への意識が強くなってきたという方が多くいらっしゃいます。
仕事や家庭の責任が増え、自分の時間が少なくなる年代でもあります。
気づけば運動習慣がなくなっていた。
昔より疲れやすくなった。
肩や腰に負担を感じやすくなった。
服を着たときの姿勢や立ち姿が気になるようになった。
そうした変化を感じたとき、バレエはただの運動ではなく、身体を見直すための選択肢になります。
40代の方にとって大切なのは、いきなり激しい運動をすることではありません。
まずは立ち方、足裏の使い方、膝や股関節の向き、背骨の長さを意識することです。
バレエでは、こうした基礎をレッスンの中で繰り返します。
派手な動きよりも、正しく立つこと。
たくさん動くことよりも、丁寧に動くこと。
この積み重ねが、40代からの身体づくりに合っています。
50代からバレエを始める人が求めているもの
50代からバレエを始める方には、「年齢を重ねても自分の身体を大切にしたい」という意識を持つ方が多くいらっしゃいます。
何もしなければ、筋力、柔軟性、バランス、姿勢、回復力は少しずつ変化していきます。
その変化を感じたとき、バレエは身体と向き合うきっかけになります。
50代の方にとって、バレエの良さは、無理に若く見せることではありません。
今の身体で、きれいに立つ。
今の身体で、丁寧に動く。
今の身体で、できることを少しずつ増やす。
この考え方が大切です。
バレエのレッスンでは、毎回同じように基礎を確認します。
プリエ、タンデュ、姿勢、重心、腕の使い方。
同じ練習を繰り返すからこそ、身体の変化に気づきやすくなります。
前よりも立ちやすい。
膝の向きを意識できた。
肩に力が入りにくくなった。
音楽を聞く余裕が出てきた。
こうした小さな変化を感じられることが、50代からのバレエの楽しさです。
60代からバレエを始める意味
60代からバレエを始める方もいらっしゃいます。
この年代で大切なのは、無理なく、安全に、長く続けられることです。
バレエと聞くと、ジャンプや回転を想像するかもしれません。
しかし、大人の初心者が最初に取り組むべきことは、難しい技ではありません。
まっすぐ立つ。
バーを使って安定して動く。
膝とつま先の方向をそろえる。
足裏で床を感じる。
ゆっくり音楽に合わせて動く。
こうした基礎です。
60代から始める場合、若い人と同じ動きを目指す必要はありません。
大切なのは、自分の身体に合った範囲で、身体の感覚を育てることです。
バレエには、姿勢、バランス、足裏の感覚、重心移動など、年齢を重ねるほど大切になる要素が含まれています。
もちろん、体調や既往歴がある場合は無理をせず、必要に応じて医師や専門家に相談することも大切です。
そのうえで、自分に合ったクラスを選べば、60代からでもバレエを楽しむことはできます。
大人バレエアカデミー™ではもうすぐ80歳という段階でバレエを始めた方もいらっしゃいます。
挑戦は何歳になってもできるということを、ぜひ知っていただきたいです。
バレエは「昔からの憧れ」を大人になって叶えられる習い事
大人からバレエを始める方の中には、子どもの頃からの憧れを持っている方が多くいらっしゃいます。
小さい頃、バレエを習ってみたかった。
でも家庭の事情で習えなかった。
近くに教室がなかった。
親に言い出せなかった。
習っていたけれど、途中でやめてしまった。
大人になると、子どもの頃にできなかったことを、自分の意思で始められるようになります。
子どもの頃の習い事は、親の送迎、月謝、時間、家庭環境に左右されます。
しかし大人になれば、自分で選べます。
自分のお金で、自分の時間を使って、自分のために始めることができます。
そのため、大人から始めるバレエには、単なる趣味以上の意味を持つ方が多くいます。
「やっと始められた」
「ずっと憧れていた世界に入れた」
「見るだけだったバレエを、自分の身体で体験できるようになった」
この感覚は、大人ならではのものです。
バレエのレッスンでは、バーに手を置き、音楽を聞き、背筋を伸ばし、プリエから始めます。
それだけでも、日常とは違う時間になります。
この非日常感も、大人のバレエが人気になっている理由です。
年齢に関係なく「上達」を感じられる
大人になってから何かを始めると、「今さら上達できるのか」と不安になる方が多いです。
特にバレエは、子どもの頃から習っている人が有利なイメージがあります。
もちろん、プロを目指す場合は、開始年齢や訓練期間が大きく影響します。
しかし、大人が趣味としてバレエを学び、自分の身体を少しずつ変えていくことは、何歳からでも可能です。
大切なのは、上達の意味を間違えないことです。
脚が高く上がることだけが上達ではありません。
何回転も回れることだけが上達でもありません。
前よりも膝が伸びる。
バーに頼りすぎずに立てる。
音楽を聞いて動けるようになる。
先生の注意の意味がわかる。
タンデュで足裏を使えるようになる。
プリエで膝とつま先の方向を意識できる。
腕を動かしても肩が上がりにくくなる。
これらはすべて上達です。
大人の方は、説明を理解する力があります。
身体の仕組みを知ると、動きの意味を考えられます。
自分の癖を言葉で整理できます。
なぜこの練習をするのかがわかると、ただ真似をするだけでなく、目的を持って練習できます。
これは大人の大きな強みです。
大人から始めたからこそ、基礎の意味を深く理解できることがあります。
バレエは、見た目以上に頭を使う
バレエを外から見ていると、優雅に動いているように見えるかもしれません。
しかし実際には、かなり頭を使います。
順番を覚える。
左右を理解する。
音楽のカウントを取る。
先生の注意を聞く。
腕と脚を同時に動かす。
顔の方向をつける。
重心を保つ。
次の動きを準備する。
これらを同時に行う必要があります。
最初は混乱する方も多いです。
脚だけでも難しいのに、腕もつく。
腕を考えていると、顔の方向を忘れる。
順番を思い出そうとすると、音楽に遅れる。
これは自然なことです。
しかし、この難しさが大人にとって良い刺激になります。
単調な運動ではなく、頭と身体を同時に使うからです。
大人になると、新しいことを覚える機会が少なくなります。
仕事では慣れた作業を効率よくこなすことが多くなり、日常生活もだいたい決まった流れになります。
バレエでは、毎回少しずつ新しい課題に向き合います。
できなかった順番が少し覚えられる。
音に間に合うようになる。
注意されたことを次に意識できる。
こうした小さな変化が、レッスンを続ける楽しさになります。
音楽に合わせて動くことが、気持ちの切り替えになる
バレエの魅力は、身体づくりだけではありません。
音楽に合わせて動く楽しさも、大きな理由です。
大人になると、音楽を聴くことはあっても、音楽に合わせて自分の身体を動かす機会は少なくなります。
バレエのレッスンでは、音楽が常にあります。
プリエの音楽。
タンデュの音楽。
ワルツの音楽。
軽いジャンプの音楽。
同じ動きでも、音楽が変わると身体の使い方が変わります。
ゆっくりした音楽では、呼吸や伸びを感じやすくなります。
軽い音楽では、足の運びやリズムが大切になります。
音楽があることで、運動が単なる反復作業ではなくなります。
これは、心の面でも大きな意味があります。
仕事や日常生活では、効率、結果、期限、責任に追われることが多いと思います。
バレエの時間は、そうした日常から少し離れて、音楽と身体に集中する時間になります。
頭の中の忙しさが落ち着く。
余計な考えから離れられる。
身体を動かすことで気分が切り替わる。
この感覚を求めて、バレエを続ける方も多くいらっしゃいます。
大人初心者が不安に思うこと
バレエを始めたいと思っても、すぐに体験レッスンへ申し込める方ばかりではありません。
多くの方が、始める前に不安を感じています。
身体が硬くてもついていけるのか。
経験者ばかりのクラスだったらどうしよう。
順番を覚えられなかったら恥ずかしい。
レオタードを着なければいけないのか。
発表会に出ないといけないのか。
若い人ばかりだったら浮いてしまうのではないか。
先生についていけなかったら迷惑になるのではないか。
こうした不安は、とても自然です。
特にバレエは、外から見ると敷居が高く見えやすい習い事です。
だからこそ、大人が始める場合は、初心者向けの環境を選ぶことが重要です。
最初から難しいクラスに入る必要はありません。
経験者と同じ内容を無理にこなす必要もありません。
まずは立ち方、バーの持ち方、プリエ、タンデュ、足のポジション、腕の基本から学べば十分です。
服装も、最初から本格的にそろえる必要はありません。
動きやすく、身体のラインがある程度確認できる服装であれば始められます。
発表会についても、教室によって考え方は違いますが、大人のバレエは舞台に出ることだけが目的ではありません。
日々のレッスンで身体を整え、少しずつ上達していくこと自体に価値があります。
これからバレエを始めたい方は、まず入門クラスで基礎から体験することをおすすめします。
大人専門のバレエ教室が選ばれる理由
大人のバレエが広がっている一方で、教室選びはとても大切です。
大人と子どもでは、身体も目的も学び方も違います。
子どもは成長過程にあり、身体の柔軟性や吸収力も違います。
一方で大人には、仕事の疲労、過去の運動歴、怪我の経験、筋力差、柔軟性の違い、生活リズムがあります。
そのため、大人には大人に合った指導が必要です。
大人バレエアカデミー™では、大人の初心者やブランクのある方が、基礎から安全に学べることを大切にしています。
ただ振付を真似するのではなく、なぜその練習をするのかを説明します。
身体の仕組みを踏まえて、無理のない段階で進めます。
いきなり難しいことをするのではなく、まずはバレエの土台になる立ち方や足の使い方から積み上げます。
大人にとって大切なのは、できないことを根性で乗り越えることではありません。
正しい段階を踏むことです。
今の自分の身体に合ったレベルから始め、基礎を崩さずに続けることです。
大人専門の環境が選ばれる理由は、まさにここにあります。
バレエ経験者の学び直しとしても人気がある
大人のバレエが人気なのは、初心者だけが増えているからではありません。
子どもの頃にバレエを習っていた方、学生時代に踊っていた方、長いブランクを経て再開する方も多くいらっしゃいます。
経験者の方に多いのが、「昔は何となくやっていたことを、今なら理解して学び直したい」という気持ちです。
子どもの頃は、先生の真似をして動いていた。
注意されても、意味まではわからなかった。
とにかく振付を覚えることに必死だった。
身体の仕組みや基礎の意味を考える余裕がなかった。
大人になって再開すると、同じバレエでも見え方が変わります。
なぜプリエが大切なのか。
なぜタンデュを繰り返すのか。
なぜ軸足が重要なのか。
なぜ腕の位置でバランスが変わるのか。
なぜ顔の方向が必要なのか。
こうしたことを理解しながら学ぶことで、バレエがより深く感じられるようになります。
経験者にとっても、大人のバレエは昔の感覚を取り戻すだけの場所ではありません。
自分の身体に合わせて、もう一度基礎から見直す場所になります。
きれいに踊る前に、身体を丁寧に扱うことが大切
バレエというと、どうしてもきれいに踊ることに意識が向きがちです。
もちろん、バレエは美しさを追求する芸術です。
しかし大人のレッスンで最初に大切なのは、見た目を作ることよりも、身体を丁寧に扱うことです。
無理に脚を開かない。
膝をねじらない。
足首を潰さない。
腰を反って姿勢を作らない。
肩に力を入れすぎない。
首を固めない。
これらを守ることが、長くバレエを続けるためには欠かせません。
大人の身体には、それまでの生活の積み重ねがあります。
仕事での姿勢、運動歴、怪我の経験、筋力差、柔軟性、関節の可動域。
全員が同じ身体ではありません。
そのため、大人のバレエでは、見た目だけを真似することが危険になる場合があります。
プロのダンサーや経験者の形だけを追いかけると、自分の身体に合わない使い方をしてしまうことがあります。
本来、バレエは形だけではなく、身体の使い方の積み重ねです。
プリエ一つにも、膝、股関節、足首、体幹、重心の関係があります。
タンデュ一つにも、軸足、骨盤、つま先、床を押す力、戻すときのコントロールが関わります。
速く動くよりも、正しく動きたい。
何となく踊るよりも、身体の使い方を理解したい。
見た目だけでなく、身体の中から整えたい。
そのような方にとって、バレエはとても相性の良い習い事です。
大人バレエアカデミー™で大切にしていること
大人バレエアカデミー™では、大人の方が基礎から安全に学べることを大切にしています。
バレエをただ楽しく踊るだけではなく、上達に必要な基礎を段階的に学びます。
なぜこの練習をするのか。
どこを使えばよいのか。
どこに無理が出やすいのか。
どうすれば次の段階に進めるのか。
こうしたことを、できるだけ具体的に伝えることを重視しています。
大人の方は、理由がわかると練習の質が変わります。
何となく真似をするのではなく、目的を持って動けるようになります。
できない動きがあっても、原因がわかれば練習しやすくなります。
大人のバレエに必要なのは、感覚だけに頼る指導ではありません。
身体の仕組み、バレエの基礎、段階的な練習。
この三つをつなげることが大切です。
大人バレエアカデミー™は、大人専門のバレエ教室として、初心者の方、ブランクのある方、基礎を学び直したい方が通いやすい環境を目指しています。
よくある質問
身体が硬くても大人からバレエを始められますか?
はい、始められます。
大人の初心者に必要なのは、最初から柔らかい身体ではなく、自分の今の可動域の中で正しく動くことです。
無理に脚を開いたり、経験者と同じ形を目指したりする必要はありません。
まずは立ち方、プリエ、タンデュなどの基礎から始めることが大切です。
40代・50代からバレエを始めても遅くありませんか?
遅くありません。
プロを目指す場合とは違い、大人のバレエでは、姿勢、身体の使い方、基礎の理解、運動習慣づくりが大切です。
40代・50代から始める方も多く、年齢に合ったペースで学べば、少しずつ変化を感じることができます。
60代からでもバレエはできますか?
体調や身体の状態に合わせて無理なく始めることが大切ですが、60代からバレエを始める方もいらっしゃいます。
最初から難しい動きをする必要はありません。
バーを使って安定しながら、立ち方、足裏の使い方、姿勢、重心移動などを学ぶことから始めます。
初心者はどんなクラスから始めればいいですか?
初心者の方は、入門クラスから始めるのがおすすめです。
最初から経験者向けのクラスに入るより、立ち方、プリエ、タンデュ、足のポジション、腕の使い方などを丁寧に学ぶ方が、長く続けやすくなります。
レオタードを着ないといけませんか?
最初から本格的な服装をそろえる必要はありません。
動きやすく、身体のラインがある程度確認できる服装であれば始められます。
服装に不安がある場合は、体験レッスンの前に教室へ確認すると安心です。
バレエ経験者でも大人向けクラスに通う意味はありますか?
あります。
子どもの頃や学生時代にバレエを習っていた方でも、大人になってから基礎を学び直すことで、昔は感覚でやっていた動きの意味が理解しやすくなります。
プリエ、タンデュ、軸足、重心、腕の使い方などを見直すことで、より安全に長くバレエを続けやすくなります。
大人バレエアカデミー™は初心者でも通えますか?
はい。
大人バレエアカデミー™は、大人専門のバレエ教室として、初心者やブランクのある方が基礎から学べる環境を大切にしています。
いきなり難しい動きをするのではなく、大人の身体に合わせて、段階的にバレエの基礎を学んでいきます。
まとめ。大人のバレエは、今の自分の身体から始められる
大人のバレエが人気なのは、バレエが美しいからだけではありません。
姿勢を整えたい。
運動不足を解消したい。
昔からの憧れを叶えたい。
音楽に合わせて身体を動かしたい。
基礎から学び直したい。
年齢を重ねても、自分の身体を大切にしたい。
こうした思いに、バレエは応えてくれます。
大切なのは、若い頃の身体に戻ろうとすることではありません。
今の自分の身体に合った方法で、正しい段階を踏んで始めることです。
大人バレエアカデミー™では、大人専門のバレエ教室として、初心者やブランクのある方が基礎から学べる環境を大切にしています。
最初から難しい動きをする必要はありません。
まずは入門クラスで、立ち方、プリエ、タンデュなど、バレエの土台になる動きから体験してみてください。
著者プロフィール
猪野恵司
大人バレエアカデミー™代表/バレエトレーニングディレクター。
高校時代にバレエを始め、アメリカでバレエと身体運動学を学ぶ。帰国後はバレエ専門トレーナーとして活動し、大人専門のバレエ教室「大人バレエアカデミー™」を設立。
現在は、大人からバレエを始める方、ブランクを経て再開する方、基礎を学び直したい方に向けて、身体の仕組みとバレエの基礎をつなげた指導を行っている。




