猪野恵司 こんにちは、大人バレエアカデミーの猪野です。
実は大人バレエアカデミーにクレームが入りました
内容はどういうことかというと
「お友達をスタジオに紹介しようと思ったのに
ブログが怖すぎて来なくなっちゃったじゃない！」
と生徒さんから怒られました。
何が怖かったのかと聞くと
「レッスンの邪魔だから来るな」の所らしいです。
なるほど。どうやら伝え方が少々乱暴だったようです。
スタジオを広めたいと協力してくれる生徒さんの頑張りを
よりにもよってスタジオの責任者が無下にしてしまっているので
これは何とか誤解を解こうと思います。
さて、まずはどんな事を想像して
スタジオにくるのが怖いと思ってしまったのかを分析します。
「本気じゃないなら、来るな」
という言葉から、本気でないと認められなければひどい目に合うに違いないと
思われてしまった可能性があります。
例えば体験レッスンに行って、
「今のが本気？あなたみたいな人がバレエを本気でやっているなんて不快でしかないわ！
今すぐ消えてちょうだい！」
みたいなことを言われる印象をもってしまったら、確かに怖いですね。
申し訳ないです。
いや、でもこんなことは言いませんよ。誤解です。
知っておいて欲しいのは
私のレッスンにおいて、誰かを怒るということは基本的にありません。
通常バレエレッスンは出来てないことを怒られることがよくありますが
それを私は指導とは認めていません。
先生自身の指導力のなさを生徒に八つ当たりしているだけです。
本気じゃないと怒られるというのは、
このバレエの世界だと表面から見られる結果に対して
本気なら、このくらい出来るでしょうという
その人が出す能力によって判断されがちです。
振り付けが覚えてないと怒られる
ターンアウトが出来てないと怒られる
例えばこんな感じ
これって確かにプロを目指すなら怒られる所なんです
というか、これが出来ないとふるい落とされて脱落なんです。
でも、ここを怒るバレエ教師って
本気でやっているのに
振りもターンアウトも出来ない大人バレエの人を
子供と同じように怒ってしまうのです。
大人の人もやろうとしてるのです。
でも出来ないのですよ。だって、やり方が分からないから。
それを出来るようにするスタジオが大人バレエアカデミーです。
多分、出来ないと怒る教師にばかりを知っていて
その上で私のホームページの「本気じゃないやつは来るな」を読むと、
ある一定の能力を示さないとひどい目に合う
と思われても仕方ないかもしれません。
でも、違います、誤解です。
その前に「どんなレベルでも歓迎します」とも書いてある通り、
出来ないことを怒ることはありません。
それは無意味だからです。
私が来て欲しくないと思っているのは人の話を聞く気がない人です。
例えば、ピルエットが苦手な人がいて、
「ピルエットが回りたいです！」
と相談にきて、
まずその人の立ち方に問題があることが私に見えたとして
「じゃあ、姿勢がおかしいのでまずまっすぐ立ってもらえますか？」
という私の言葉に対して
「いや、そんなのいいのでピルエット教えてください」
こういう感じの人です。
ブログには本気でない人は来るな、
と書いたのですがちょっと伝わりにくかったですね。
正確には、
こっちの話を聞く気がないならそもそも指導なんかを求めないでください、
ですね。
出来ないことを怒ることはありません。
だからどんなレベルの人も歓迎します。
上記のように話を聞かない人がきても
実は怒ることはありません。
その人なりのバレエの関わり方なのでそれは尊重します。
でも、さようならって言います。
ただいちいち関わってさようならって言うのも時間の無駄なので、
出来るだけ来ないで欲しいというのが本音です。
少しは伝わると嬉しいです。
私は何かを求めてここに来てくれた
あなたのことが大好きです。
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