こんにちは、大人バレエアカデミーの猪野です。
バレエには1から6番までの足のポジションがありますが
(イラストは5番ですが)
一番難しいポジションはどれでしょうか?
タイトルにあります通り
圧倒的に4番ポジションです。
これがとにかく難しい。
何がそんなに難しいかというと
出来てないことに気が付けない、
のが一番大変な所です。
そう、自分の出来てなさ加減に気が付けないのです。
だから、出来てると思っている。
その前提の上にピルエットが乗ってくるので
それは上手くいかないですよね。
ポジションを作ることを基本なのですが
多くの皆さんはターンアウトが開かないことばかりに
目がいっていて
骨盤のコントロールの部分に注目が浅かったりします。
でも、ターンアウトの筋肉は脚と骨盤に付いているので
この両方をきちんとしないと
気になっているターンアウトも上手くいきません。
さて、普段皆さんが街を歩いている時は
骨盤は脚の動きに沿って捻じれたり揺れたりします。
この動きはスムーズに歩くためにはとても重要で
無意識のうちにやっているはずです。
ただ、4番ポジションは骨盤を動かしません。
1番や2番と同じような骨盤で4番を作ります。
でも、普段の歩行のように脚を前に出して4番にすると
かならず骨盤が引っ張られて
脚が前に出た方と同じ側の骨盤が前に出て捻じれます。
生まれてから何年も骨盤を止めた状態で
脚を前に出したことなんかないはずです。
バレエの4番ポジションはこれを何とかやらずに
骨盤を動かさないように頑張らないといけません。
故にとても難しいです。
ロシアのバレエ学校では4番ポジションが出てくるのが
入学してから約5か月後です。
それまではやらないのです。
そのくらい難しいのです。
しかも初めは後ろ重心でやります。
多分あまり聞いたことがないはずです。
入門クラスのバレエレッスンで
初日に4番ポジションをやらされたら
多分あなたを育てる気がないので注意が必要です。
4番はピルエットなどでよく出てきますが
ポジションの作り方を間違って覚えると
本当に修正が効かなくなります。
普段の歩行の癖が気を抜くと出るのが4番です。
レッスンの際は細心の注意を払って
ポジションを作ってみてください。
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