こんにちは、大人バレエアカデミーの猪野です。

 

ポールドブラでお悩みではないですか?

 

バレエの指導ってつい脚のテクニックに偏りがちになるので、意外と腕の動きってバーやセンターではないがしろになっていたりします。

 

それでいざバリエーションなどの踊りになった時に「腕をもっと使って!」とか言われるのでなかなか大変です。

 

よく見る腕の使えなさの日常的な原因はまず二つあります。

 

姿勢が悪い人が多い

 

ポールドブラと言えば腕の動きという意味ですが、その腕がくっついている肩や胸や首やらの姿勢がとにかく悪いです。

 

肩というのは前のめりの猫背のような姿勢になるだけで、上がって見えます。スマホやデスクワークが多い現代人はポールドブラが使いにくい姿勢を日常的にとっています。

 

それをバレエレッスンの間だけ直そうというのは無理な話です。振り付けが少し難しくなるだけで普段の習慣化された姿勢になります。

 

軍隊のような直立姿勢はやりすぎですが、ただ単にまっすぐに立つ、ということから日常的に意識するとポールドブラが使いやすい姿勢が身に付いてきます。

 

思い出したら直す、を繰り返して少しづつ姿勢を変えていきましょう。

 

 

 

腕そのものが弱い場合が多いです。

 

以前、別のブログでも書きましたが

 

ブログ「振り回されるのは体幹のせい?腕の強さも大事ですよ」https://www.personalballet.com/blog/post-2069

 

腕立て伏せが1回も出来ない女性は多いのではないでしょうか。

 

さっきの姿勢の話と重なりますが、胸の筋肉が硬くなると肩が前に出て肩が上がって見えてポールドブラが上手く動きません。

 

腕立て伏せは胸の筋肉をストレッチしながら使い、腕のコントール力を上げるとても良いエクササイズなんです。

 

鍛えたら硬くなりそう、という考えの方もいるかと思いますが、大丈夫です。

 

普段ベンチプレスを沢山やっているような人間なら別ですが、一般的に腕立て伏せが一回も出来ず、しかも猫背のような人は胸の筋肉が動かなさ過ぎて固まっています。これを解消するためにはまずは動かさないといけません。

 

腕立て伏せが無理な方は膝をついたり、壁に向かったりでも良いのでまずは動かしましょう。

 

腕周りの血流が上がっていくことで筋肉は緩みます。そうすることで肩こりなどにも効果があります。マッサージなんて行く前に自分で動かしてみましょう。

 

もし肩に痛みがくるようなら、負荷を調整してください。壁に向かっての腕立て伏せならほぼ大丈夫なはずです。

 

バレエの美しさは腕に現れます。もちろんターンアウトなども大事ですが、腕を強くするということも忘れないでください。

 

速い動きになればなるほど、腕の強さが助けてくれますよ。

 

 

 

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