勉強していない先生ほど理解をしなくてプライドが高い
こんにちは、大人バレエアカデミーの猪野です。
みなさんはやたらとプライドの高い教師に出会ったことはありますか?
バレエを学ぶ中で、生徒としてもっとも重要なのは適切な指導を受けることですが
すべての教師が同じレベルの知識や謙虚さを持っているわけではありません。
特に、勉強不足の教師ほど自分の間違いに気づかず、なぜかプライドが高いという現象は、
バレエの世界に限らずよく見られます。
本記事では、なぜ勉強していない教師がこのような傾向を持つのか、
その問題点と影響について掘り下げていきます。
1. 理解不足が生徒を混乱させる
教師が基礎的な解剖学や動作理論を理解していない場合、
生徒への指導があいまいになりがちです。例えば、
教師: “もっと軽やかに跳んで!ふわっと羽ばたく感じで!”
生徒: “具体的にはどうしたら…?”
このように、抽象的な表現ばかりでは、
生徒はどの筋肉を使うべきか、どのように体重を移動すべきかが全く分かりません。
結果として、間違った動きを続けてしまい、ケガのリスクや上達の停滞を招きます。
2. プライドの高さが改善を阻む
勉強していない教師は、しばしば自分の知識不足を認めることを恐れます。
そのため、“自分が絶対正しい”という姿勢を取ることが多いです。
この態度が生徒に与える影響は以下の通りです。
- 質問しにくい雰囲気: 生徒が「これって正しい動きですか?」と質問すると、教師は防衛的になりがちで、時には怒り出すことさえあります。面倒ですよね。
- 新しい情報を拒否: 他の教師や最新の研究から学ぶ機会があっても、「自分のやり方が一番だ」というプライドが邪魔をして、自己改善を怠ることがあります。頭悪いですよね。
3. 生徒のモチベーション低下
学び続ける教師は、生徒にも学ぶ姿勢の大切さを示すロールモデルとなります。
しかし、勉強不足の教師の場合、生徒に次のような影響を与えることがあります。
- 信頼感の喪失: 生徒は「この先生に本当に教えられるのか?」と疑問を抱くようになります。
- 成長の限界: 指導が不十分だと、生徒は自分のポテンシャルを十分に引き出せません。
- 挫折感: 指導が抽象的で改善策が不明確だと、生徒は「自分には才能がない」と誤解してしまう可能性があります。
4. 勉強不足が招く悪循環
勉強しない教師は、結果として自分の知識不足をカバーするために虚勢を張り、
さらにプライドが高くなります。
この悪循環から抜け出すのは容易ではないです。
特に、経験年数が長いほど「今さら勉強するなんて…」という心理が働き、
状況が悪化するケースも見られます。
大人バレエアカデミーでは、応募の際の1行目が「20年の指導経験があります」という入り方をしている場合、100%不採用です。
どうすればいい?
- 生徒としての対応策: 指導内容に疑問を感じた場合、他の教師の意見を聞く、または信頼できる資料を自分で調べることなど必要です。つまりは勉強しろ、ということです。
- 教師に求められること: 常に学び続ける姿勢を持つことが大切です。解剖学や運動学、心理学などの知識を深めることで、より正確で効果的な指導が可能になります。当たり前ですよね。
- 環境の見直し: 学び続ける意欲のある教師が多いスタジオを選ぶことで、より良い影響を受けることができます。なるべきこうなるように大人バレエアカデミーは運営してます。
まとめ
勉強していない教師ほど理解が浅く、プライドが高い—この現象は、
生徒にとって大きな障害となり得ます。
質の高い指導を受けるためには、教師自身が学び続ける姿勢を持つことが重要です。
そして、生徒としても、自分の成長を第一に考え、
適切な環境を選ぶことが大切です。
学びを止めない教師と共に成長できる環境を見つけることで、
バレエの世界をもっと楽しめるはずです。
上達することこそバレエの楽しさである、という考えに賛同いただける方は
ぜひ体験レッスンにお越しください。