こんにちは、大人バレエアカデミー™、バレエトレーニングディレクターの猪野です。

今日は、ある生徒さんからいただいた声を紹介します。

匿名希望ということでお名前は出しませんが

ただ、この声には、

大人がバレエを始める意味。

続ける意味。

そして、見る側から「踊る側」へ変わっていく喜び。

それが、とてもよく表れていましたのでご紹介いたします。

こちらが原文です。

この記事で伝えたいこと

今回お伝えしたいことは、次の3つです。

・バレエを始める理由は、何でも大丈夫

・運動未経験でも、安心して学べる環境があれば続けられる

・大人から始めたバレエでも、「見る側」から「踊る側」へ変わっていける

「バレエを始めてみたいけど、今さら遅いのではないか」

「運動経験がないから無理ではないか」

「大人から始めても、本当に楽しめるのか」

そう感じている方にこそ、読んでほしい内容です。

きっかけは「かっこいいからやってみたい」

この方がバレエを始めたきっかけは、とても自然なもので

プロの公演を観に行って、

「かっこいいな」

「自分もやってみたいな」

と思ったそうです。

最初から大きな目標があったわけではなかったそうです。

・舞台に立ちたい

・人前で踊りたい

・身体を大きく変えたい

・本格的にバレエを極めたい

そういう強い目的ではなく、

最初は本当に、ただの好奇心です。

まずは小さく1歩を踏み出してみる、というのはいいですよね

何かを始める理由は大抵はそんなものなわけです。

大人がバレエを始める理由は、もっと自由でいい

大人のバレエは、次のような気持ちがあったら始めてみるのは大事だと思います。

・きれいだと思った

・かっこいいと思った

・一度やってみたかった

・昔から憧れがあった

・大人になってからでもできるなら試してみたい

このくらいの気持ちで十分で

むしろ、大人のバレエはそこから始まることが多いです。

最初から明確な目標と言ってもそんなのは中々難しいです。

 

やってみたら、少しずつ気持ちが変わっていくことがあります。

「ちょっと試したい」

から始まって、

「もう少しできるようになりたい」

に変わり、

やがて、

「踊ってみたい」

に変わっていく。

この変化こそ、大人バレエの面白さです。

運動未経験でも続けられた理由

その方は、運動経験もなく、ダンス経験もなかったそうです。

それでもレッスンを続けてこられた理由として、

先生たちの熱意や誠実さ。

そして、真面目で熱心な生徒さんたちが作る、

あたたかくも真剣なクラスの雰囲気を挙げてくださいました。

ここは、大人バレエアカデミー™としても大事にしている考えです。

大人がバレエを続けるには、

ただ楽しいだけでは足りません。

ただ厳しいだけでも続きません。

必要なのは、

「安心して真剣になれる場所」

です。

大人に必要なのは「安心して真剣になれる場所」

安心して真剣になれる場所には、次のような特徴があります。

・できないことにみんなが「当たり前」として挑戦している

・適当に流されるわけではない

・無理はしない、でも、ちゃんと上達に向かって進める

・先生が一人ひとりを見てくれる

・周りの生徒さんも真面目に取り組んでいる

この空気があるから、

大人は少しずつ挑戦できます。

バレエは難しいです。

だからこそ、

安心して間違えられる場所が必要です。

最初からできる必要はありません。

むしろ逆で、できないことがあるからレッスンに来るのです。

「できなかったことができるようになる」喜び

この声の中で、特に印象的だったのが、

「できなかったことができるようになった」

という喜びです。

大人になると、

新しく何かができるようになる経験は、意外と少なくなります。

仕事では、できて当たり前。

家事も、やって当たり前。

毎日は忙しいのに、

自分が成長している実感は、なかなか持ちにくい。

でも、バレエではそれが起こります。

たとえば、こういう変化です。

・前より立ちやすくなった

・前より片脚で安定した

・前より腕の使い方がわかってきた

・前より音に合わせやすくなった

・前より先生の注意が身体でわかるようになった

一つひとつは小さな変化でも

大人にとっては、その小さな変化が大きいのです。

「まだ変われる」

「年齢だけで決めなくていい」

そう思える時間があるだけで、

日常の見え方はかなり変わります。

レッスン帰りに生まれる達成感

その方は、

毎日、仕事や家事でへとへとになりながらも、

時間を削ってレッスンに通っているそうです。

そして、ふと、

「レッスンの時間をこしらえて頑張ってる自分って、えらいんじゃないか」

と感じることがあると書いてくださいました。

この言葉がすごく心に響きました

 

大人は、暇だからレッスンに来ているわけではありません。

・忙しい

・疲れている

・他にもやることがある

・身体が重い日もある

・家のことや仕事の都合もある

それでも時間を作って来ている。

だからこそ、レッスン帰りの達成感が大きいのです。

その方は、その時間を

「生きてる実感を得られる貴重な時間」

と表現してくださいました。

バレエの価値をそんな形で感じてもらえてとても嬉しくなりました。

 

ただ運動しただけではない。

ただ汗をかいただけでもない。

自分の身体を使って、

できないことに向き合って、

少しだけ前に進む。

その感覚が、日常の中にある。

 

これは何かに挑戦して、何かを得られた人間こそ感じられる感情です。

「練習する人」から「踊る当事者」へ

この方は現在、

通常のレッスンに加えて、

足腰を鍛えるためのトレーニング、

週ごとのレッスン、

そして本番練習会に向けた個人レッスンまで始めています。

入会した時には、まったく想像していなかった展開だったそうです。

 

最初は、「ちょっとやってみたい」

だったものが、

続けているうちに変わっていく。

ここが、大人バレエの面白いところです。

大人バレエで起こる意識の変化

大人からバレエを始めると、次のように気持ちが変わることがあります。

・まずはレッスンに行ってみる

・少し身体の使い方がわかってくる

・もう少しきれいに動きたくなる

・人に見てもらう前提で練習したくなる

・ただ練習するだけでなく、踊る意識が生まれる

今回の声の中でも、

本番練習会への参加を決めたことが、

大きな転機だったと書かれていました。

それまでは、

練習のための練習。

でも、本番練習会を決めたことで、

「美しい動きを自分が再現する」

「誰かに見てもらう」

という意識に変わったそうです。

これは、本当に大きな変化です。

バレエは、見るだけでも楽しい。でも踊ると世界が変わる

バレエは、見るだけでも素晴らしい芸術です。

でも、自分でやってみると、

まったく違う世界が見えます。

・立つだけで難しい

・腕を動かすだけで難しい

・音に合わせるだけで難しい

・脚を出すだけで身体中が迷う

・簡単そうに見える動きほど、実は難しい

でも、だからこそ面白いのです。

見る側だった人が、

少しずつ踊る側の気持ちを持ち始める。

これは、大人からバレエを始めた人にとって、

とても大きな喜びです。

バレエは生活まで変えていく

さらに、その方は健康面の変化も書いてくださいました。

・健康診断の結果が良かった

・血液検査の結果も良かった

・ウエストが5cm減った

・筋肉量が増えた

・体脂肪が減った

・身体のキレを保ちたくて、お酒をやめた

もちろん、これは個人の結果です。

 

ただ、バレエを続けることで生活が変わることはあります。

姿勢を気にする。

足腰を鍛えたくなる。

食事を少し考える。

睡眠を整えたくなる。

身体が重いと踊りにくいから、生活の選択が変わる。

健康のために我慢するのではなく、

「バレエを気持ちよく踊りたいから整える」

という方向に変わっていく。

 

これがバレエをやることで自分が変わっていくというプロセスです。

アマチュアがバレエを楽しむということ

アマチュアがバレエを一番楽しんで、

「あれができない」

「これができない」

と言いながら、それでも練習を続けていく人生は幸せなのではないか。

これが大人のバレエの一つの醍醐味だと考えています。

 

誰かに勝つ必要もなく

完璧に踊れる必要もなく

自分の身体でバレエに向き合う。

 

できないことに認め、笑いながら、

時に悩みながら、

それでもまたレッスンに来る。

これは、とても豊かな時間なのではないでしょうか。

大人からバレエを始める人に伝えたいこと

大人からバレエを始める時に大切なのは、

最初から完璧を目指すことではありません。

大切なのは、次の順番です。

・まず始めてみる

・できないことを知る

・少しずつ身体の使い方を覚える

・小さな変化を感じる

・続ける中で、自分なりの楽しさを見つける

 

バレエは簡単ではないからこそ、

できた時の喜びがあります。

まとめ

最初は、

「かっこいいからやってみたい」

で始まり

そこから少しずつ、

「できるようになりたい」

に変わり、

やがて、

「踊ってみたい」

に変わっていく。

大人から始めるバレエは、

年齢や経験だけで決まるものではありません。

運動未経験でも、

63歳目前でも、

自分の身体と向き合う時間は作れます。

今日も、できないことを一つずつ。

焦らず、でも真剣に。

大人のバレエは、

その積み重ねが一番面白いと思っています。

 

そんな積み重ねを一緒にできたら嬉しく思います。

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