猪野恵司 こんにちは、大人バレエアカデミーの猪野です。
知っている方も多いと思いますが、
現在私は衆議院選挙、東京7区に立候補しております。
バレエ大好き党ということで
バレエダンサーが踊りの収入によって
きちんと生活がしていける世界を作ることを目指して活動しております。
私はバレエの為のパーソナルトレーナーもしております。
そのせいか周りには、ダンサーの肉体的なコンディションを
いかに良くするべきかということを日々研究している人が多いです。
私も初めは特に疑問も持たず、
怪我をしない体作りが出来れば
幸せになるダンサーが増えるに違いないと考え活動していました。
でも、ダンサー達とのセッションを続けていくうちに
違う問題が表面化してきました。
踊りを続けていく為の環境が悪すぎるという問題です。
ろくな給料も出ず、生活費を稼ぐためにバイトをする日々。
そんな状態でダンサーとして、価値を高めていくことは出来るのだろうか
そこに大きな問題を感じました。
車作りに例えるならば、
私が今までやってきたのは
どのようにして良い車、丈夫な車を作るのか
ということでした。
とにかくスピードが出せる車や
頑丈で壊れにくい車を作ることを日々研究していました。
でもある日思ったんです。
肝心の走る為の道路が
全く整備出来ていないということに。
こんなデコボコした悪路では
どんなにいい車を作ったところで故障は避けられないし、
スピードを出して走ることも出来ない、と。
そして、誰もその道路整備をやっている人がいなかったんです。
みんな、いい車を作るのに夢中です。
道路整備の重要性、
気づいてしまった以上は誰かがやるしかないわけです。
だから、私がまずやってみることにしました。
道路整備なんてやったところで
プリンシパルを育てた先生、みたいな肩書きが手に入るわけでもないですし
世間的な功績としては非常に認識されにくいものだと思います。
究極的な裏方です。
でも、この部分を蔑ろにしてきたからこそ
今の日本のバレエ界に魅力がない
一番の原因だと考えています。
なので国からの補助金などを増やし
バレエ界にもう少し必要な分の
お金を回していくことをやるべき政策として挙げています。
非常に地味で、
もしかしたらダンサー本人達からすら
感謝もされない仕事かもしれません。
だいぶ損な役回りになるかもしれませんが、
それでもこの考え方に賛同してくれる方がいらっしゃいましたら、
是非応援をよろしくお願いします。
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