こんにちは、初台、銀座、池袋、芝公園、横浜で大人のバレエをサポートしている
大人バレエアカデミーの猪野です。
バレエをダンサーとして踊っている時というのは
先生とか誰か見てくれる人がいて
違うことをしていたりしたら注意してもらえます。
ところが、自分でバレエスタジオを開いたりすると
自分がトップになってしまうので
注意してくれる人がいなくなります。
そんな状況もあってバレエの教師というのは
図に乗りやすいです。
私がトップ、私が代表というような感じです。
そして、元々ダンサーとして認められたかったという気質を持つ人間も多いので
自分がスタジオで1番という立場になると
生徒さんに対して謙虚さのない状態が作られやすいです。
そんな感じなので
教室の運営がうまくいっていないような先生と話をすると
どこか生徒さんを下に見ている節があります。
「スケジュール載せているのに、なんでこんなのも見てこないのかしら?」
とか平気で言ってしまうマインドを持っていたりします。
実際にホームページでそのスケジュールを見に行くと
物凄く見にくい表示になっていたりします。
こういう先生が持っている悩みというのは大体決まっていて
「なんで生徒が集まらないのかしら?」
です。
もし、今通っている教室の先生が生徒に対して
「どうすれば、もっと生徒さんが集まると思う?」
とか聞いてくるのであれば
私はそんな教室はお勧めしません。
高い確率で指導力も低いからです。
なぜなのかを解説します。
1レッスンで定員が10人入る教室があったとして
今日レッスンに来てくれた人が2人だったとします。
この時に生徒さんを下に見ている先生はこう考えています。
「今日も2人しか来なかった。なんで生徒が増えないのだろう」
そこで、なんかチラシを撒いてみたり
中途半端にインスタグラムとかをやったりします。
このような先生から離れるべき理由は
彼らは今レッスンに来てくれている2人の生徒さんよりも
埋まっていない8人分の生徒さんの方が気になっているからです。
教室の運営が下手だから2人しか来ていないというのはあるでしょう。
しかし、それでも来てくれている2人の生徒さんを
まったく大事にしてないのです。
そういう教師は指導に対してそもそも本気になってません。
私が仮に同じ状況で2人の生徒さんをみるとしたら
2人しかいない以上、相当丁寧にレッスンを見ることが出来るので
その2人にこれでもかというくらい学んでもらって
上達を感じてもらって
レッスンを帰るときには目をキラキラさせて
次にレッスンに来るのが楽しみになるように指導をします。
少なくとも、そこまでの気合を入れて
どこまで生徒さんの満足度を上げられるかを勝負をします。
2人の生徒さんを大事にできない教師には
来てくれた人の満足度をあげるなんて頭はありません。
ひたすらに来ない人間が気になります。
仮にそれでその先生がレッスンが満員になったとしましょう。
そうすると流石に来てくれる人に集中するかと思いきや
そうはなりません。
満員のスタジオを見て
自分は人気のバレエ教師であると自惚れて
指導に手を抜き始めます。
どっちにしろ、大した指導は受けられないと考えた方がいいと思います。
このように人気がない先生には、ないなりの理由があります。
生徒の指導にきちんと向き合っていない
結果、生徒が集まらない
その原因を生徒に聞いてしまう。
という流れです。
もし思い当たる節がある場合には
他の教室を探すのが、個人的にはお勧めです。
とはいえ、そんなレベルのスタジオなので
やめると言うと無駄に引き留められるので
やめる場合はフェードアウトが出来れば、一番平和です。
最後に生徒さんが教室に来ないとき
私は生徒さんに
「なんで来てくれないと思う?」とは聞きません。
そんなの生徒さんに聞くのは筋違いです。
聞くとするならば
代わりにこうなります。
「どうしてあなたはこのスタジオに来てくれたのですか?」
です。
生徒さんを集めるやり方や、指導のやり方の前に
来てくれる生徒さんに感謝と敬意をもって
生徒さんの上達に向き合う教師としての「あり方」を
大人バレエアカデミーは第一に、大切にしていきたいと思います。
横浜スタジオがオープンしました
初台や銀座などの他スタジオに入会後でも横浜を含めて自由に使えますので、
まずは一度体験レッスンを受講してみてください。