大人バレエアカデミー™、バレエトレーニングディレクターの猪野です。
「体験レッスンに行ったらどこを見て決めたらいいですか?」
この前、こんなことを質問されました。
スタジオが綺麗
先生が優しい
雰囲気が良い
もちろん大事です。
ただ、あなたの目的が上達出会った場合、それだけで決めると
確率的にミスマッチが起こる可能性が大きいです。
「なんか…伸びない」
「毎回楽しいけど…上達してる気がしない」
楽しいはいいことです。
でも、上達したいならチェックする場所が違います。
今日は、体験で見てほしいポイントを5つに絞ります。
これがわかるとその場で自分で判定できるように書きます。
体験のゴールは「上手く踊る」じゃない
体験は、うまく踊れなくてOKです。
見るべきはこれです。
・自分の課題が見えるか
・直し方が持ち帰れるか
・来週やったら変わりそうな手応えがあるか
これが揃えば、体験としては大成功です。
1 ただ立った瞬間に、呼吸が止まらないか
見るポイント
・止まって立っただけで、息が入るか
・首、肩が固まらないか
・腰を反らなくても立てるか
よくある失敗
「胸を張る」で立って、息が浅くなる。
その結果、脚だけで頑張り始める。
合格ライン
・20秒立っても息が止まらない
2 プリエで“沈む”じゃなく“押し返せる”か
見るポイント
・膝だけが前に飛ばないか
・上半身が前に倒れて、首が詰まらないか
・戻るときに体が前後に揺れないか
よくある失敗
曲げた瞬間に体が落ちて、つま先で踏ん張る。
そして「脚が弱いんです」と言い出す(脚のせいにされがち)。
合格ライン
・小さいプリエでも床を押す感覚で戻れる
・戻る時に体が上に戻ってくる(姿勢維持)
3 タンデュで、骨盤が一緒に動かないか
見るポイント
・脚を出した瞬間に骨盤が傾かないか(左右・前後)
・肋骨が前に出て反り腰になってないか
・脚を長く見せるために体が歪んでないか
よくある失敗
脚を出すたびに骨盤が動く
その分、脚はそれっぽく見える。
でも姿勢制御の練習になっていない
合格ライン
・骨盤は静か、脚だけが動く
・呼吸が入ったまま脚が出る
4 ルルヴェで、足指が働きすぎてないか
見るポイント
・上がった瞬間に足指が丸まる(床をつかむ)
・足首が内外に倒れてぐらつく
・上がるほど顔と肩が必死になる
よくある失敗
足指で床を握って安定させる。
その瞬間、足裏の支持が逆に抜ける。
合格ライン
・上がっても足指が固まらない、伸ばしましょう
・上半身が静かに姿勢を維持している
・下りる時もコントロールできる
5 注意が“再現できる言葉”で来るか(ここが一番大事)
体験で一番見てほしいのは、ここです。
見るポイント
・注意が抽象語だけで終わってないか
(例:「引き上げて」「もっと伸びて」「締めて」だけ)
合格ライン
・体の場所と方向で言ってくれる
・やったらその場で変化が出る
・家でも再現できそう
体験で聞いていい質問
「今の注意、家でやるなら何を1つ意識すればいいですか?」
良い先生ほど、宿題は1個に絞れます。
情報が多すぎるのは、善意でも事故ります。
頭がパンクしたら、体は動きません。
体験の最後にやる、30秒セルフ判定
帰り道にこれだけチェックしてください。
・今日の課題が、1文で言える
・直し方が、1個に絞れている
・来週それをやったら、変わりそうな手応えがある
全部○なら、かなり良い体験です。
逆に、全部△なら「雰囲気は良かった」で終わる確率が高いです。
まとめ
体験で見るべきは5つだけです。
・立った瞬間に呼吸できるか
・プリエで押し返せるか
・タンデュで骨盤が静かか
・ルルヴェで足指が暴れないか
・注意が再現できる言葉か
いきなりこの5つが完璧にできる必要はありません。
でもやったらいけそうな感じがあったら理想的です。
上達したいなら
「課題と直し方を持ち帰れる体験」を選んでください。
大人バレエアカデミー™の体験は基礎大事にして上達したいという
頭の良い方に向いているスタジオです。その期待に応えるために研修も続けています。
興味のある方の体験予約はホームページの予約フォームからどうぞ。




