〜大人バレエアカデミーから世界へ羽ばたく〜
こんにちは。
大人バレエアカデミー、トレーニングディレクターの猪野です。
今日は、大人バレエアカデミーで1年間講師を務めてくれた 高野弘樹先生 に特別インタビュー。
なんとこの度、イギリスのバレエ団に合格し、9月から渡英することになりました!
大人バレエアカデミーで働く先生は、どんな経歴や想いを持っているのか。
そして海外バレエ団のリアルな事情まで、たっぷり聞いてみました。
イギリスの新進バレエ団に合格!
今回高野先生が合格したのは、クラシックをベースにネオクラシック作品も多く手掛ける新進バレエ団。
契約期間はまず3ヶ月。新作「くるみ割り人形」に出演予定です。
「最初は短期契約が多いんです。お互いに“この人と一緒にやっていけるか”を確かめる意味もあって。そこから長期契約に繋がることも多いです」
ちなみに気になるお給料は、日本円で 月約40万円。
日本の多くのバレエ団では生活が厳しい中、これは大きな違いです。
海外挑戦のきっかけとオーディション秘話
高野先生は、もともとパリ・オペラ座バレエ団のオーディションに挑戦するつもりで渡欧。
オペラ座は残念ながら不合格でしたが、その流れでロンドンのオーディションも受け、見事合格。
「パリに行くために60万円ほどの費用がかかりました。でも、大人バレエアカデミーで安定した収入があったからこそ挑戦できた。お金がなければ、このチャンスは掴めなかったと思います」
大人バレエアカデミーで働いてみて
1. 充実した研修
高野先生は、入社当時、解剖学やコーチング経験がほぼゼロ。
そこで、オンライン研修や教材を通して2ヶ月間みっちり学びました。
「井野先生は、ただ“教えればいい”ではなく、講師も人として、ダンサーとして成長できるようサポートしてくれます。研修は正直ハードでしたが、本当に勉強になりました」
2. やりがいと待遇
「やった分だけ正当に評価されるし、生徒さんとの距離感も良い。大人の方とのコミュニケーションは自分の人間性を高めてくれました」
海外へ送り出すスタジオ文化
海外挑戦は、一度出てしまえば戻らない可能性も高い。
それでも大人バレエアカデミーは「行ってらっしゃい!」と快く送り出します。
「講師の人生のチャンスを潰すなんて意味がない。ここで経験を積んだ人が世界で活躍するのは、私たちにとっても誇りです」(猪野)
高野先生からのメッセージ
「この1年で本当に多くを学びました。研修も、レッスンも、生徒さんとの時間も、すべてが糧になっています。9月からロンドンで頑張ってきます!」
編集後記
大人バレエアカデミーは、講師がただ“教える場所”ではありません。
講師自身が成長し、時には世界へ羽ばたくためのステップにもなります。
高野先生の挑戦は、まさにその象徴。
彼の新しいステージでの活躍を、心から応援しています!