こんにちは、初台、銀座、池袋、芝公園、横浜で大人のバレエをサポートしている
大人バレエアカデミーの猪野です。
大人バレエアカデミーをスタートさせる時に
思い描いていたことがあります。
それは、バレエ教室がもう少しきちんと大人のバレエに向き合い
大人バレエの生徒さんを大切にして
その結果、バレエの業界にきちんとお金が回るようにする、というものです。
バレエは舞台を観てくれる人がいてビジネスとして成り立ちます。
その観てくれる方々をいかに大切にするのかが
バレエ業界が生き残る為にやらないといけないことの1つです。
そして、これは綺麗事です。
綺麗事ではない方の話をすると
バレエ界を変えるというからには声をあげるだけではダメで
私が本当にやらないければいけないのは
大人バレエアカデミーが経済的にも教室としてのレベルでも
圧倒的に他のスタジオに勝つことです。
そうすると、周りで大人バレエアカデミーを見ていた同業他社が
こちらを羨んで分析した結果、
どうやらきちんと勉強して生徒さんを大事にすると教室が儲かるらしい、
というめちゃくちゃ当たり前のことを認識し
実際に勉強をしながら己の生徒さんを大切にし始めたら
バレエ界は変わっていくと思います。
そこでとても大きな客層となるのが
大人のバレエを頑張る方々です。
一般的にはバレエは知っていても
実際に始めようとしてくれる人はとても少ないです。
人口の0.5%もいないのですが、
仮に40万人として
それでもそのバレエ愛好者が年に一度でも
5000円のチケットを買ってバレエを観に来てくれれば
年間に20億円はバレエ界に入ることになります。
2回なら40億円。
公益財団法人である東京シティバレエ団の
去年の収益が2億5000万円であることを考えると(ここから見れます)
年間20億円というバレエ愛好者が見に来てくれるという可能性は
決して少なくない数字だと思います。
私はここの大人バレエの方々を大切にするというのは
バレエ界全体でもやるべきことだと考えておりまして
その一つのきっかけとして大人バレエアカデミーを運営しています。
それ故に本当に許せないのが
大人の生徒さんを雑に扱うスタジオの多いことです。
前に、大手のバレエスタジオに体験レッスンに行ったことがありまして
(覆面市場調査です)
私という男性1人がスタジオに入ると、
そこにはこちらに一瞥もくれない携帯を見続ける先生がスタジオの隅に一人
そして、常連さんであろう生徒さんと何かを話をしています。
私は広いスタジオに何をするわけでもない状態で放っておかれています。
いざレッスンが始まると、こちらがどのくらい経験があるのか、
などのコミュニケーションもなく、
冷たい床に寝させられてストレッチ。
いざレッスンが始まると素人ではなさそうとバレるわけですが、
特に何のコミュニケーションもなく
レッスンが終わっていざ帰ろうとするときに
「どこかで踊られているのですか?」
と聞いてくる状態。
いや、それをレッスン前に聞いてコミュニケーションとれよ
自分が初めてバレエをここでやる人間だったら
あれだけ存在を認識されずに放っておかれたら、
もう2度とやらないと思います。
そんな感じで、人間的に質の低い先生が多いのです。
それはバレエが広まらないわけだよね、ということなんですが
そんな経験を踏まえて
せっかくバレエを始めようとしてくれる人たちが
上記のように居たたまれない想いをしないで済むスタジオを作りたいのです。
今は5スタジオになりましましたが
少なくとも10スタジオは作りたいと考えています。
そして、その収益を使ってバレエ団を作ったり
公演をサポートしたりしてこの業界をもう少しマシにしたいと考えています。
そして、スタジオを拡大していくという点で
現在の問題は教師である人の問題が一番大きいです。
今ここで働いてくれている先生は採用率10%を通ってきた先生なのですが
新しくスタジオを開こうとすると、圧倒的に先生が足りません。
応募は来てます。3日に1人は応募が来ます。
でも、採用できないのです。話にならなさ過ぎて。
私「アッサブレを分解して教えるためにどんな指導をしますか?」
候補者「いや、特にそういう勉強はしてきてないです」
じゃあ、何を今まで教えてたんだよ
という感じです。
もし、よかったらこれを読んでいる生徒さんで
この先生がよかった!
みたいなものがありましたら、ぜひご紹介ください。
スタジオが増えると、
こっちは職場に近いから、あっちは自宅に近いからなど
皆さんが続けていきやすくもなると思います。
頑張っていきますので、
これからも大人バレエアカデミーをよろしくお願いします。
横浜スタジオがオープンしました
初台や銀座などの他スタジオに入会後でも横浜を含めて自由に使えますので、
まずは一度体験レッスンを受講してみてください。