こんにちは、大人バレエアカデミーの猪野です。
バレエを練習していて課題の動きというのが
生徒さんそれぞれにありますよね。
それがどうしても上手くいかない時ってありませんか?
その時皆さんはどのように解決していくでしょうか。
なかなかうまくいかないことも多いのではないでしょうか。
バレエはそもそも子供をプロにする為のメソッドなので
落ちこぼれ救済のシステムを完全に排除しています。
「脚上がらないのね、はい退学」
というのが本来のバレエ教育です。
育つ人間だけを育てます。
国が予算を出し、3000人くらいから才能ある50人を入学させ
その8年後に2人くらい選べればいいので十分成り立ちます。
(余談ですが、バレエ学校も落ちこぼれが路頭に迷わないように
例えば、ワガノワバレエ学校では一般教養も勉強させて
一応バレエがダメでも外で生きていけるようには配慮します)
さて、問題の解決方法として
先生に聞く、
ネットで調べる、
本を読む
いろいろありますが、
それらを調べる前にやっておくと効率が良い事があります。
それは課題の動きの前提条件を知る
ということです。
例えば、踊りで高く脚を上げるという課題がある時
ストレッチをして
もも裏を伸ばすことばかりやる方がいらっしゃいますが
やらないといけないことはそれだけじゃないですよね。
片足できちんと立つ能力
大きく脚を振り上げてもブレない上半身
脚を上げる筋力の強さ
上げる脚の柔軟性
上げた脚の動きを受け入れる背骨の柔軟性
これら一度にやる脳のコントロール能力
それを音に合わせる音楽の理解
これらの前提条件がある程度揃っている人が脚を上げると
「やったらできた」という感覚になります。
多くの人はそれを才能と呼びますが
これは分析をすることでそこそこの割合で再現可能です。
大人の武器は頭をきちんと使えることです。
多くのバレエ教師は子供からバレエやってました、の人が多いので
こんな分析をしてない人の割合もかなり高いです。
なので聞いても有用な答えが返ってこない可能性もあります。
プロにするなら元々脚を上げられる生徒さえ育てればいいので、
誤解を恐れず言えば、
そういう意味では簡単です。
逆に日本で才能が今一つの生徒を育てる為に勉強して
質問に対する回答が出来るなら優秀な教師です。
とはいえ、そこまで優秀な教師に当たる人間は
そう多くないと思いますので、
そんな不利な状況の中、
自分でバレエを研究をする必要があるのが
大人のバレエです。
身体を動かすためには色々な条件があります。
まずは問題に対して
「これが足りない気がする」
というものを上げてみましょう。
初めは精度が低いとは思います。
でも続けていくと、
これから起こる沢山の課題に対処出来るようになります。
言い方が悪いですが
才能が劣っている癖に自分で考えることも出来ない人間は成長しません。
自分が何とかしたい課題があって
上手になりたい方は是非挑戦してみてください。
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