こんにちは、大人バレエアカデミーの猪野です。
突然ですが私、最近悩みがあるんです。
スタジオの先生がなかなか増えなくて
レッスンを増やせないなぁと
日々眠ない夜を過ごしています。
(7時間くらいしか寝てません)
先生がなかなか増えない大人バレエアカデミーのスタジオですが、
募集はずっとしていて、応募も結構あります。
では、なぜ先生が増えないかというと
私が落としているからです。
自業自得だろうが、という声が聞こえてきますが
違うんです。
説明させてください。
そんな感じで今回はこのスタジオが採用の検討を一切することなく
落とす人間の特徴をお話したいと思います。
ここのスタジオの求人はホームページだけでなく
外部の求人サイトにも教師募集が載っていたりします。
求人の条件に
「この求人を最後まで読んだ方」
という事が書いてありますが、
応募者の半数以上が最後まで読まずに応募してきます。
読んでない人はその瞬間に不採用なんですが
最後まで読んだかをどうやって判断しているかというと
求人の最後に、教師として聞いておきたい質問が書いてあって
それに返答がない場合はこちらも返信しない、と書いてあります。
(でもそれすら読んでないから、応募したのに返信が来ないと言ってくる人間もいます)
実はスタジオが出来た当初は質問に回答がなくても
新たにこちらから送ったりして対応していたのです。
その後30人ほどそれを続けてみて
回答が最初に時点でなかった人間は
後にそれを返信の中で質問しても
ロクな答えが返ってこないことが分かりました。
そこでもう最初の時点で回答がない人間を相手にするのを止めました。
さて、なんでこんなことをしているかというと
このバレエの業界は結局の所、
ダンサーとして1人前というか名声を上げたかった人が多いのです。
なので、教師という仕事は
ダンサーとして売れない間の定期収入としての位置づけが強くなり
私個人の経験としても
大手のバレエスタジオやカルチャーセンターで
やる気のない先生を数多く見てきました。
どうしても教師になりたくて
バレエを頑張っている人間は相対的にかなり少ない
というのが私の印象です。
なので、ダンサー活動の繋ぎに
テキトーにクラスを持ちたいという人間を
スタジオの質の維持の為
私は排除する責任があるのです。
想像してみてください。
皆さんが子供の頃から夢だったバレエ団のオーディションを受けるとしたら
応募するのには何が必要なのか、
絶対にミスがないように募集要項を隅々まで読むと思いませんか?
規定のされた写真を提出し忘れて落選とかありえないわけですから
しっかり読み込んで、周りにも確認したりして
万全の状態で臨むわけです。
さて、大人バレエアカデミーの教師に応募するにあたり
それが夢の職業だった人はさすがにいないとは思いますが
私は、募集要項を最後まで読まない人間は
絶対に教えることに本気ではない
と判断しています。
ダンサーを目指す生徒がオーディションを受けるために
細心の注意を払うのに
それを教える先生が募集要項さえきちんと読まないというのは
教師としての能力に欠陥があると考えているのです。
(例えそれが大人専門のバレエスタジオであっても)
もちろん、最後まで募集要項を読んだだけでは
スタート地点に立っただけの話なので
そこから面接に進む人間が5人に1人いればいい方なんですが
そんな感じで先生の選別を物凄く残酷にやってます。
教師をなめるな、
というのがこのスタジオの最低限の採用基準です
という事で、先生がなかなか増えないスタジオですが
代わりに採用した先生はきちんと教えるに値する能力を持っています。
スタジオも3つありますので
是非色々な先生を受けてみてください。
余談
ちなみに、その求人サイトでいままで応募してきた人間を数えたら
そこだけで80人ほど不採用にしていました。
そのうち応募できる人間がいなくなるのではと不安が尽きない日々です。
(でも寝不足は美の大敵なので、7時間は寝ることにします)
大人バレエアカデミーのスタジオは初台、池袋、銀座と自由に使えます。
是非一度体験にお越しください。