こんにちは、東京、横浜、大阪梅田で運営する大人バレエアカデミー
バレエトレーニングディレクターの猪野です。
正直なお話をしますと、私バレエは好きなんですが
日本のバレエ界は嫌いなんです。
過去にもバレエの世界の人間は「頭が悪い」ということを発信してきましたが、
私がバレエ界を嫌いな一番の理由が「誠実性のなさ」です。
頭が悪いと不誠実をした後に、どのように自分それが返ってくるかを想像できないため
頭が悪いほど、不誠実になりやすいのではないか、というのが私の持論です。
さて、今回は将来みなさんやみなさんの子供がバレエ界に騙されないように
どんなところに誠実性がないのか、ということを書いていきたいと思います。
最近でいうとYoutubeなどで谷桃子バレエ団の動画が結構話題になっています。
その中で団長の高部さんはバレエ団の給料制を目指して
頑張っているような姿を動画で公開しています。
一見するととても素晴らしい活動をしているように思えます。
さぞ、ダンサー達を今出来る限りでは大切にしているのだろう、って
思いますよね?実際はどうでしょうか。
下記のこれが2023年で少し古いですが実態は変わってないです。
谷のオーディション募集要項です。
待遇は書いてありますが、団費が全く言及されていないのはわかりますでしょうか
谷桃子バレエ団は約3万円の団費が毎月発生します。
もらうお金ではないです。払うお金です。
待遇におけるこんな大事なことが書いてないのですよ。
必ず発生するので人によっては当然赤字になります。バレエ団にいるだけで、です。
出演料のも全くの不明です。
こんな感じなので、直接問い合わせてみました。
その回答は
団費や出演料に関しては合格者にしか教えません。
ということでした。
つまりは合格者に選ばれて、面接に進み、団長などのバレエ団幹部が目の前にいる状態の時に
初めて団費の存在と額を明かされて、やるやらないの選択を迫るわけです。
卑怯すぎませんか?
多くのバレエ団がこんな感じです。
待遇が書かれてなかったら、基本ハズレだと考えておくのが安全です。
牧阿佐美バレヱ団にも問い合わせてみました。
こんな回答でした。
終わってますね。何を判断材料にあんたのところを受けようと思えばいいんだよ。
というような対応なわけです。
表の動画ではいかにもバレエの世界を良くするために頑張ってます。
みたいな動画を出しながら、実際に陰でやってるのはこれですからね。
だから信用できないです。バレエの人間は
こんな感じでダンサーを非常に雑に扱うのが現状です。
こういうことを調べることもできないお花畑のダンサーが
搾取され続けて生きながらえてきたのが日本のバレエ界です。
大人バレエアカデミーを立ち上げ、経済的な目線で私がバレエ界をみるのも
こういう現状があるからなのです。
今のバレエ界は悪い意味で、お金を取りやすいところから取れ
というのが常態化しています。
ダンサーもそうですが、大人のバレエも同様に雑に扱われがちです。
大人バレエアカデミーの理念は
お金をいただいた分の価値以上のレッスンを提供し
バレエを好きになってもらい、信頼の元に支払われたお金が
バレエを踊ったり、教えたりする人間の一定レベルの生活を支える
という流れを作ることに重きを置いています。
今回紹介したような、ふざけた団体になることなく
皆さんのバレエの上達の為に頑張ります。
バレエの人間はこんな状態の世界にいます。
あまり簡単に信用しないでください。
この言葉は私自身にとっても不義理をすれば帰ってくる戒めでもあります。
そうならないように誠実に頑張ります。